こんにちは、かいじゅうです。今回は3倍レバレッジETF:TQQQについて調べてみました。
7月も終盤になり、米国市場もインフレ率の鈍化期待から3指数ともに上昇局面にあります。しかし、インフレ率が低下している決定的な証拠はどこにもなく、今後の見通しはわかりません。このまま上昇局面になるのであれば、3倍レバレッジETFで爆益を狙おうと考えて、その中でも日時のNASDAQ100指数3倍に連動するETFを調べてみました。NASDAQ100×3倍レバレッジはどの程度の物なのか見ていきましょう。
※投資にはリスクがあります。投資はご自身の判断でご自身のリスクに合わせて行うようにしてください。
プロシェアーズ・ウルトラプロQQQ:TQQQとは
ナスダック100指 数の日次運用実績の3倍(300%)に連動する投資成果を目指す。
皆さんの大好きなレバナスは2倍です。NASDAQ3倍レバ恐ろしい!!
プロシェアーズ・ウルトラプロQQQ:TQQQ基本情報
現在の株価(ドル) | 29.89 |
設定日 | 2010年2月11日 |
経費率 | 0.95% |
52週高値(ドル) | 91.68 |
52週安値(ドル) | 21.32 |
年初来リターン | -64.20% |
5年リターン | 26.19% |
今年はこんなにやられているのに5年リターンは余裕のプラスです。
プロシェアーズ・ウルトラプロQQQ:TQQQ上位構成銘柄
銘柄名 | 比率(%) | |
1 | アップル | 12.99 |
2 | マイクロソフト | 10.28 |
3 | アマゾン・ドットコム | 4.03 |
4 | テスラ | 3.77 |
5 | アルファベット(C) | 3.77 |
6 | アルファベット(A) | 3.59 |
7 | メタプラットフォーム | 3.30 |
8 | エヌビディア | 3.28 |
9 | ペプシコ | 2.02 |
10 | コストコフォールディングス | 2.02 |
言わずと知れた大企業が並びます。大きすぎて構成比率も高めです。
プロシェアーズ・ウルトラプロQQQ:TQQQセクター比率
セクター | |
情報技術 | 49.9% |
コミュニケーションサービス | 17.3% |
一般消費財・サービス | 15.0% |
生活必需品 | 6.7% |
ヘルスケア | 6.4% |
資本財・サービス | 3.4% |
公益事業 | 1.4% |
情報技術セクターが大半を占めているため現状は金利上昇で失速しています。
プロシェアーズ・ウルトラプロQQQチャート
コロナショックから大きく上昇しましたが、底からすごい勢いで下落しています。FRBによる金融引き締めの影響で下落が続いています。
大金を投じるには勇気がいるETFだと思います。
NASDAQ100指数はどうなのか?
NASDAQ100指数の優位性
NASDAQ100指数は、ハイテク産業が中心となっているため、現在も生活の一部となりつつあり収益を十分に上げているが、今後の社会においても安定して高い収益をあげていけると予想する声が多数あります。時価総額1位のアップルや2位のマイクロソフトにしてもそうだが、今後の社会でパソコンやiPhoneなどのモバイル端末なしに生活をしていくことは考えずらい。リーマンショック以来しばらくの間は低迷していたが近年の世界経済を牽引してきたのだから今後も期待が持てるのではないでしょうか?
指数という強みもあり、銘柄の入れ替わりもあるのも強さかもしれません。
NASDAQ100指数の懸念事項
しかし、バンガード社が出した今後10年の株式見通しでは米国グロース株の成長率は0.1%とされており、ほぼ横ばいが予想されています。このレポートでは米国株のリターンは悪く逆に全世界株式のリターンが良いことが示されており、新興国ブームが再度くる可能性が示唆されているのかもしれません。
よく使われるバンガード社のレポートの予想はNASDAQ信者にとっては脅威です。
S&P500指数とNASDAQ100指数
これをみるとやはり近年はハイテクが強かったため、NASDAQ100指数がS&P500指数をアウトパフォームしています。
次は両方ともレバレッジ3倍のチャートを見てみます。因みに同じ期間はできませんのでご了承ください。
TQQQ(NASDAQ100指数3倍)とSPXL(SP500指数3倍)の比較チャート
TQQQがSPXLをアウトパフォームしています。TQQQはボラティリティが高い印象を受けます。今後のリターンはわかりませんし、TQQQのリスクが高いのは間違いなさそうです。
レバレッジの優位性(TQQQ3倍、QLD2倍、QQQ1倍チャートの比較)
やはりトレンドを掴んだ時の3倍レバレッジの破壊力はすさまじいものがあります。ワンチャン期待枠・宝くじ枠での購入ならと得られるかもしれません。
宝くじよりも当たる確率は高いと思います。
取扱い証券会社
1 | GMOクリック証券 |
2 | サクソバンク証券 |
3 | IG証券 |
4 | インヴァスト証券 |
これをみると大手の証券会社の取り扱いはありません。CFDで有名な証券会社も入っています。人気商品になりそうなのですが意外と取り扱いがない証券会社が多いです。これだけのために証券口座を開設するのも馬鹿らしいので、悩みます。
諦めるのは早いです。下に他の選択肢も用意しました。
別の選択肢
NASDAQ100 3倍ブル(投資信託)
楽天証券などで買える大和アセットマネジメントの投資信託です。あまり人気がなくランキングも40位台になっていますが、NASDAQ100指数の3倍レバレッジを気軽に買うことができます。過去にこの商品についての記事も書いていますので詳しくはそちらを見てください。↓
NASDAQ3倍ブル投資信託ってどうなの??(レバナスと比較)
auレバナスの方が良いか??
なんだかんだ言って、3倍レバレッジはリスクが高いのでNASDAQ100指数にレバレッジをかけるのであれば2倍でよい気がします。それぞれのリスク許容度にあわせて、選べばいいわけですがNASDAQ100指数の3倍は個人的には危険かと思います。レバナスであれば7月28日から、コスト激安レバナスのauレバナスが買付開始になります。おそらくauカブコム証券のみになります。詳しくは過去の記事を見てください。↓
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