こんにちは、かいじゅうです。今回は、投資信託の中でも大人気のレバナスとNASDAQ3倍レバレッジ商品の簡単な比較をしていきたいと思います。
3月10日の市場は、UAEの駐米大使が原油の増産をOPECに検討するように働きかけると述べたことやイラクが増産の意向があることが伝えられると、主要3指数(DOW、NASDAQ、S&P500)が急反発するとともに原油関連の銘柄が急落しました。
かいじゅうは、まだまだ利上げの状況がわからないことから、3月16日までは不安定な状況が続くのではないかと思っていますが相変わらず全く読めない展開です。
かいじゅうの考えでは、少額でワンチャン期待枠で投資するのはありだと思うが、レバレッジ3倍は下落幅が大きすぎるため精神的についていけなさそうな気がしています。また、上昇幅と下落幅がとても大きいので離隔のタイミングすら難しくなるのではないかと思います。
もちろん、メリットとデメリットどちらも多きにありそうな投資信託ですね。
今回は大和アセットマネジメントのNASADAQ100 3倍ブルという投資信託をレバナスと比較していきたいと思います。
3倍レバレッジと聞いて、思いつくのはETFのTQQQですね。投資信託自体の設定が2020年10月と若いことから、TQQQの情報を交えて比較していきます。
※投資についてはご自身の状況とリスク許容度に応じて、ご自身の判断でお願いします。
大和アセットマネジメント NASDAQ100 3倍ブルの基本情報
投資信託 | NASADAQ1003倍ブル | 大和レバナス |
設定来高値 | 24,955円(2021.11.22) | 43,151円(2021.11.22) |
設定来安値 | 8,404円(2020.11.02) | 6,726円(2018.12.25) |
現在値 年初来リターン | -11, 890円(2022.3.9) -43.92%(TQQQ) | 26,941円(2022.3.9) -30.51%(QLD) |
管理費(実質コスト) | 1.52375%(1.247%) | 0.99%(1.162%) |
設定日 | 2020.1.23 | 2018.10.19 |
償還日 | 2023.10.20 | 無期限 |
純資産 | 68.44億円 | 1442.31億円 |
NASDAQ100 3倍ブルの運用会社の説明がこちらです。
米国の株式市場の値動きを享受する債券(円建)、ETF、ETN、米国の金融商品取引所上場株式および店頭登録株式、米国の債券、国内の債券、「ダイワ・マネーポートフォリオ・マザーファンド」、米国の株価指数先物取引を主要投資対象とする。日々の基準価額の値動きがNASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きの3倍程度となることをめざして運用を行う。原則、為替ヘッジを行う。
レバナスと似ていますが3倍レバレッジですので、少し運用方法も異なるようです。同じ運用会社ですが説明が異なっています。
また、表を見てもらうとわかるのですが純資産はレバナスが21倍と上回っています。3倍ブルは償還日の設定がありますが、レバナスはありません。
コスト面で見ると3倍レバは若い投資信託なのでまだわからない部分がありますが、意外と変わらないようです。
年初来リターンは、見ての通り3倍ブルの方がマイナス幅が大きいです。しかし、相場が上昇基調になれば逆に結果になります。
3倍レバは意外とコストが低いわね。
NASDAQ3倍ブル(TQQQ)とレバナス(QLD)のチャート比較
3倍ブルはTQQQ、レバナスはQLDを代用しています。
見比べてみると、2倍ブルと3倍ブルのボラティリティの違いがわかります。
TQQQの方が、上昇局面では急激にせりあがり、下降局面ではより急激に下降します。
やはり上昇下降は3倍レバの方がありそうですね。
かいじゅうのなりの意見
ここまで簡単にレバナスと比較しましたが、一般的に3倍ブルであると値上がりと値下がりが急激すぎるように思います。
かいじゅう的にはレバレッジは2倍までで十分と思います。
一番思うのは、値上がり値下がりが大きすぎて売りどころが難しい点です。米国の指数に連動するものなので、必ず売るにも2日以上かかってしまう。祝日などを挟むと米国市場だけ動いていて、祝日明けに大暴落なんてリスクがあります。
その点レバレッジのない投資信託はタイミングは比較的楽になります。
レバレッジなし、2倍、3倍とありますがご自身のリスクや心地よい(精神的に安定する)所を見つけて、投資するのが良いかと思います。ほかにマルチアイ付きなどもあるので、今後見ていきたいと思います。
それぞれ特徴はありますが、どれが良いということはりませんご自身の状況に応じて使い分けてみましょう。