こんにちは、かいじゅうです。今回はダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型) Bコース(為替ヘッジなし)の記事です。
この投資信託は高利回りで毎月分配金が出るタイプの投資信託です。同じ大和アセットマネジメントのJリートよりも利回りは低いですが、安定して高利回りの分配金が期待できます。コロナショックでJリートと同じく大幅に下落しましたが現在は基準価額は回復しています。下落時に大量に仕込めた方はかなりの利回りで運用できているはずです。
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※投資にはリスクがあります。投資はご自身の判断でご自身のリスクに合わせて行うようにしてください。
ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型) Bコース(為替ヘッジなし)の特徴
分配金が毎月出る。
分配月 | 分配金 |
2021年1月~2022年7月 | 30円 |
2018年8月~2020年12月 | 40円 |
2017年11月~2018年7月 | 60円 |
2012年7月~2017年10月 | 80円 |
2011年5月~2012年6月 | 110円 |
2010年8月~2011年4月 | 100円 |
2011年からの分配金の推移を掲載してみました。ここ10年ではかなり分配金は落ち込んできているものの、月で30円の分配金があります。現在の基準価額で利回りを計算すると13.1%(税引き前)となります。中々の高配当ですね。
リートには高利回りの魅力があります。
投資信託まとめ記事はこちら
分配金についての注意点
目論見書の説明を見ていただければ一目瞭然なのですが、純資産の中から分配金を取り崩しているイメージになります。収益が出ていて右肩上がりの基準価額となっていればよいですがそうでなければ、基準価額は年々下がっていき年月を重ねるごとに減配をする可能性が大きくなります。
実際にこれを続けていくと基準価額が下がっていくわけです。実際に、配当金込みのチャートでは右肩上がりとなっていますが、分配金を除くと基準価額は年々下がっています。これ自体が悪いわけではないので、高齢で時間の猶予がないが金銭的に豊かであるとかそういった方にはメリットがぴったりはまる可能性があります。
実際にこれを繰り返して、基準価額は右肩下がりになっています。無理に分配金を出し続けたためでしょう。元指数は、そこまで悪くない感じなので、収益だけでは分配金を維持できなくなってきています。
注意点を見たうえで、チャートを確認しましょう。
ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型) Bコース(為替ヘッジなし)のチャート
アイシェアーズ米国リート(1659)が同じベンチマークを採用しているようなので参考に掲載しています。これを見ると米国株のチャートを見ているような感じがしてしまいます。リートについても月次レポートに書いてある通り、金利の上昇や経済状況などに影響を受けるようなので、今後リッセションとなった場合には厳しいかもしれません。
指数とチャートが似ているのでかぶせてみます。
S&P500指数との比較
かなり、似ているチャートになります。次は基本情報のおさらいです。
ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型) Bコース(為替ヘッジなし)の基本情報
銘柄名 | ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型) Bコース(為替ヘッジなし) |
運用会社 | 大和アセットマネジメント |
基準価額 | 2,737円(2022.8.12) |
運用管理費用 | 年1.672% |
実質コスト | 年1.71% (2021.918.~2022.3.17期間中のコストから計算) |
設定日 | 2004.7.21 |
純資産 | 7429.62億円 |
楽天証券買い付けランキング | 52位 |
SBI証券販売金額ランキング | 41位 |
月次資金流入額(6月) | 約133億3500万円 |
2022年の6月にまとまった資金が流入したようです。やはり、株式相場とある程度連動するようなところがあるので基準価額が下がると資金が流入してきます。
海外リートはコストが少し高めになりますね。次は構成銘柄です。
ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型) Bコース(為替ヘッジなし)構成銘柄
これを見ると様々な不動産に分散投資をしているのがわかります。
まとめ
資産形成期に向かない理由
Jリートと同じように資産形成期に積立などを行うことは、資産を最大限に拡大するには不向きだと言えます。しかし、インカムゲインが毎月出るというのは投資を続けるうえでかなり気持ちの余裕をもらうことができると思います。つみたてNISA やiDeCoなどで満額投資を行って、高配当株の利回りの低さに絶望してきたらスパイスとしてやってみるのは良いかもしれません。
投資方法により利回りが変化することも
かいじゅうの考えでは景気後退となればやはり不動産は不利な気がするので、コロナショックのような暴落時に仕込むことで利回りを上昇させてインカムゲインを得ていく投資方法が一番効率が良くなると思います。
現に知り合いの50代の方でコロナショック後に基準価額が1,700円程度になった時に大金を投じて、分配金のみで5月~6月の税金を払っている方がいます。思い切った投資ができる方には良いかもしれません。また、その方は『インデックス投資の積み立て投資をするには年を取りすぎてしまった。』といったのでそういった感覚がある方は試してみるのもいいかもしれません。
ただし、元本部分が減ってしまうということは高配当株投資で一番気を付けなければいけないことだと思いますのであまりおすすめはできません。
タイミング投資には勇気が必要ですね。