おはようございます。かいじゅうです。
今回は純資産額があのeMAXISslimS&P500を超える投資信託の紹介です。
かいじゅう自身は調べてみたところ、メリットとデメリットがわかりやすい投資信託であると
思いました。まずは基本情報から見ていきましょう。
※投資にはリスクがあります。ご自身のリスク許容度に合わせて、ご自身の判断で投資を行うようにお願いします。
基本情報
純資産 | 17736.91億円(eMAXISslimS&P500は、11745.8億円) |
基準価格(2022年4月26日) | 10,764円 |
直近分配金(4月15日) | 200円 |
設定来高値(2021年7月26日) | 12,955円 |
設定来安値(2020年3月17日) | 8,324円 |
毎月決算日 | 15日 |
楽天証券買付ランキング | 11位 |
楽天証券積立ランキング | 26位 |
運営管理手数料 | 1.727% |
実質コスト | 1.75% |
ベンチマーク | S&P500から厳選して、50銘柄~70銘柄 |
純資産が多く買付ランキング、積立ランキングとも上位にランクインしていて人気はありそう。
コストは高いですが、高利回りのため仕方がない部分もあります。
アクティブファンドとしても高利回りであり、コストは許容するべきかなーと思います。
これだけではどんな投資信託かわからない。
組み入れ銘柄(上位10銘柄)
銘柄 | セクター | 比率(%) |
アルファベット | コミュニケーション・サービス | 8.1 |
マイクロソフト | 情報技術 | 8.1 |
アマゾン・ドット・コム | 一般消費財・サービス | 5.7 |
VISA | 情報技術 | 5.3 |
ユナイテッドヘルス・グループヘルスケア | ヘルスケア | 4.3 |
クアルコム | 情報技術 | 4.2 |
ゾエティス ヘルスケア | ヘルスケア | 3.5 |
バーテックス・ファーマシューティカルズ | ヘルスケア | 3.5 |
エヌビディア | 情報技術 | 3.4 |
コストコホールセール | 生活必需品 | 3.2 |
(組入上位10銘柄計) | 49.3% |
50銘柄~70銘柄に厳選しているため、1企業の割合が高くなる傾向にあります。
気になるのはアップルがなぜか入っていない点です。しかし、どれも競争力が高い銘柄ですので、すぐにどうこうというわけでもなさそう。
S&P500の銘柄が並んでいます。比率はかなり高め。
銘柄については意外と固いところを抑えている感じですね。
分配金実績(年別)
2016年 | 0円 |
2017年 | 1,900円 |
2018年 | 1,800円 |
2019年 | 1,200円 |
2020年 | 2,000円 |
2021年 | 3,300円 |
2022年(3月まで) | 500円 |
年によってはバラツキがあるので、何とも言えない。
状況によっては株価が伸び悩むと配当金が出ない場合があるようね。
今年に限っては、S&P500の株価が伸び悩む可能性が高いので厳しいかも。
分配金が出ない年もあるのはきつい。
分配金実績(月別)、2021年利回り
2022.4 | 200円 |
2022.3 | 0円 |
2022.2 | 100円 |
2022.1 | 200円 |
2021.12 | 300円 |
2021.11 | 300円 |
2021.10 | 300円 |
2021.9 | 300円 |
2021.8 | 300円 |
2021.7 | 300円 |
2021.6 | 300円 |
2021.5 | 200円 |
2021.4 | 300円 |
2021.3 | 200円 |
2021.2 | 300円 |
2021.1 | 200円 |
2020.4 | 0円 |
2020.3 | 0円 |
2021年分配金利回り (2021年1月4日基準価格11,681円で換算) | 税引き前28.25% 税引き後22.51% |
基本的には超高分配で2021年の分配利回りが28%ですさまじいです。
純資産額が多いのもうなずける結果になっています。
気になるのは、分配金が0円になる月もあるところ、分配金決定の基準についてみていきましょう。
分配金の決定基準
毎計算期末の前営業日の基準価額 | 分配金(一万口当たり、税引き前) |
11,000円未満 | 基準価額の水準等を勘案して決定 |
11,000円以上12,000円未満 | 200円 |
12,000円以上13,000円未満 | 300円 |
13,000円以上14,000円未満 | 400円 |
14,000円以上 | 500円 |
分配金基準はわかりやすく記載されていました。
予想分配金提示型というのはあらかじめ、『決定基準が決められているよ』
ということみたいです。
基準価格10,500円くらいになると分配金が100円になり、
10,000円付近か切ってくると0円になるようです。
株価次第で配当金が変わってくるということみたいね。
この表を見てわかる通り、キャピタルゲイン分をインカムに切り替える感じですね
今後の見通し、かいじゅうの投資判断(参考になるかわかりませんが・・・)
デメリットとメリットがはっきりしているアクティブ投資信託です。管理費はeMAXISslimS&P500などと比べると高めですが、アクティブ投資信託と比べるとそんなに法外なコストではないと思います。
純資産が高いのはそれだけ利回りのよい分配金目当ての投資が多いということになります。パフォーマンスもインデックス投資信託と比べても現状そんなに悪くはありません。
分配利回りがものすごい高いので、分配金目当ての投資には良いかもしれませんが、2022年に限ってはポートフォリオに占める企業の株価がそこまで上がらない気がするので、分配金も出ないかもしくは数か月に1回となるかもしれません。2021年のようなパフォーマンスが出せれば間違いなく買いですが判断が難しいです。
将来の分配金目当てで割安な時期で拾うのもありですが、本来の意図としては分配金目当てでの投資となるため分配金が出ない時に投資を行うのは少し厳しい気がしています。
かいじゅうの判断としては、今は投資するなでしょうか。