おはようございます。かいじゅうです。
今回はレバナスとレバなしNASDAQ100どちらが良いのか?
について、解説します。
この記事の結論は、『レバナス2倍の金額を入れられるのなら、レバなしが良い』
『入れなれない人多いから、レバナスでも良いのでは?』という結論です。
それだけでは、つまらないのでさらにレバなし3つの中で一番良いか考えていきます。
QQQ(レバなし)チャート
トレーディングビュー提供のQQQのチャートです。年初来リターンは、-18.11%です。レバレッジがかかっていないため、このくらいの下落で済んでいます。今後、更なる利上げとQTなどがあるため状況によってはさらに下落する可能性があります。
QLD(レバナス)のチャート
トレーディングビュー提供のQLDのチャートになります。年初来リターンは-35.16%と大幅なマイナスです。
同じく今後さらなる下落の可能性があります。
運用手数料比較
NASDAQ100に連動する投資信託は複数あるのでわかりやすく同じ運用会社の物で比較します。
今回は大和アセットマネジメントのiFreeNEXT NASDAQ100インデックスとiFreeレバレッジNASDAQ100を比較します。
なお、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスをレバなし、iFreeレバレッジNASDAQ100(レバナス)として説明します。
レバなし | レバナス | |
運用管理手数料 | 0.495% | 0.99% |
実質コスト | 0.532% | 1.162% |
手数料がレバなしの2倍になっている。
実質コストでも2倍以上となっているため、当たり前かもしれませんが
手数料ではやはりレバなしね。
レバレッジならではの減価リスク
レバレッジ投資信託の目論見書にこんな文言が書かれています。
『日々の基準価額の値動きがNASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度となることをめざす。』つまり2日以上の運用が続くとベンチマークと乖離しますよということを言っています。
さらに、目論見書からの抜粋で『NASDAQ100指数が一方的に下落する場合と上昇・下落を繰返しながら次第に下落する場合と
では、最終的にNASDAQ100指数が同じ水準になったとしても、上昇・下落をしながら次第に下落した場合の基準価額が押下げられることとなります。』とあります。これは、レバレッジ商品ならではの減価リスクというもので株価が上下を繰り返すと、株価が押し下げられてしまいます。
実質の手数料(リスク)は2倍となっているのに、リターンは2倍にならない!!
つまり、とるリスクに対してリターンが見合っていないということになる。
ここをそう考えかで投資判断が変わってきますね。
かいじゅうの意見(結論)
ここまで書いてきてある程度結果がよめてしまうと思いますが、
かいじゅうの意見として『2倍の金額入金できるのであれば、余計なリスクをとる必要がないレバなしNASDAQ100の方が良い』『しかし、2倍の金額そもそも入れられない人が多いと思うのでリスクを余計にとってレバナスの選択肢も納得できなくはない!!』という結論になりました。
堅実に減価リスクを取らない選択肢もありだと思いますし、そもそもレバナスをワンチャン期待枠で買っている人からすれば百も承知な気がするので、夢を見るのもよいかと思います。宝くじよりはよっぽど確立が高いと思います。
選択肢としては、2倍ブルは少し中途半端な気もするので3倍レバもいいかもしれません。過去に3倍レバの記事も書いていますのでよかったら確認してください↓
NASDAQ3倍ブル投資信託ってどうなの??(レバナスと比較)
レバなしの投資信託で選ぶべきは??
iFreeNEXT NASDAQ100 | eMAXISナスダック100 | NZAMベータNASDAQ100 | インデックスファンドNASDAQ100 | |
運用管理手数料 | 0.495% | 0.44% | 0.44% | 0.484% |
実質コスト | 0.532% | 0.502% | 0.858% | 0.559% |
年初来リターン (4月22日) | -6.91% | -6.89% | -6.94% | -6.91% |
運用会社 | 大和アセットマネジメント | 三菱UFJ国際投信 | 農林中金全共連アセットマネジメント | 日興アセットマネジメント |
純資産 | 499.26億円 | 426.68億円 | 18.27億円 | 378.80億円 |
基本情報を並べるとこうなります。年初来リターンから見ての通りeMAXISナスダック100が一番パフォーマンスが良いです。実質の手数料が低いのが原因と思います。運用手数用は低くても、純資産が低いと運用がうまく行かずにコストがかさむ場合があるということがわかります。
差があるといっても微妙なものなので、そこまで大きな差は出ないです。大和NASDAQとeMAXISナスダック100誤差の範囲でしょう。
レバなし何が良いのか問題は、三菱UFJ国際投信のeMAXISナスダック100が
一番良いという結果になりました。
大和アセットマネジメントのiFreeNEXT NASDAQ100も純資産が大きいので
今後のコスト削減に期待したですね。
まとめ
今回はレバナスとレバなしどっちが良いのかからはじまり、レバなし投信を比較してみました。
今後もNASDAQは株価もみそうなので、今年はレバなし優位ですね。
今後も何か比較したくなったら、記事にしていこうと思います。
最後まで見ていただきありがとうございます。