こんにちは、かいじゅうです。
今回は日本株高配当ETF:1631について調べてみました。
5月の米国市場は、FRBの金利引き上げにより地方銀行破綻や債務上限の問題があり、横ばいの状態が続いていましたが復調気配です。それ以上に絶好調なのが日本株で日経平均が3万円を久しぶりに超えてきています。ニュースなどを見ていると大型株や連続増配かぶに資金が流れている一方、TOPIXなどの小型株には資金が入っていないようです。現状で円安の状態あることから、海外の収益性が高い企業は決算が良くなる傾向にあり、株価も上がりやすい傾向にあると思います。今後、円高の状態になってくると同じドルベースでも収益は円換算で落ちてくることが予想できますので注意が必要かと思います。
今回は、日本株が調子が良いということで日本高配当株ETF:1631を調べていきたいと思います。
※投資にはリスクがあります。投資はご自身の判断でご自身のリスクに合わせて行うようにしてください。
NEXT FUNDS 銀行(TOPIX-17)上場投信とは
TOPIX-17 銀行(対象指数)に連動する投資成果を目指すETFとなります。
TOPIX-17 銀行(対象指数)とは
TOPIX-17シリーズは、TOPIX(東証株価指数)構成銘柄を17業種に分けた浮動株ベースの時価 総額加重型の株価指数です。17業種は、東証が33種に分類している業種指数をより広範にカバーす るよう17業種に集約したものです。基準日は2002年12月30日で、この日の各業種の時価総額を 100ポイントとして、現在の時価総額がどの程度であるかを示しています。 「TOPIX-17 銀行」は33 業種別の「銀行業」指数を利用しています。 出典:野村マネジメント月次レポートから
銀行系は配当金を多く出すイメージがありますので、配当に関しては期待できそうです。
NEXT FUNDS 銀行(TOPIX-17)上場投信の基本情報(2023.5.18現在)
現在の株価 | 11,360円 |
設定日 | 2008.3.21 |
経費率 | 0.352% |
年初来高値 | 11,970円(2023.3.9) |
年初来安値 | 9,735円(2023.3.16) |
基準価額 | 112,738円 |
直近分配金 | 4,060円 |
分配金利回り | 3.60% |
年初来騰落率(分配金再投資後) | +7.55% |
5年リターン(分配金再投資後) | +29.68% |
日本株が調子が良いこともあって、騰落率はプラスになっています。
NEXT FUNDS 銀行(TOPIX-17)上場投信の組み入れ銘柄(2023.4.30)
ティッカー | 銘柄名 | 比率(%) | 配当金利回り(%)※ | |
1 | 8306 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 29.2 | 3.38 |
2 | 8316 | 三井住友フィナンシャルグループ | 22.2 | 4.18 |
3 | 8411 | みずほフィナンシャルグループ | 15.6 | 4.05 |
4 | 8309 | 三井住友トラスト・ホールディングス | 4.9 | 4.03 |
5 | 8308 | りそなホールディングス | 4.7 | 3.16 |
6 | 7182 | ゆうちょ銀行 | 1.7 | 4.67 |
7 | 7186 | コンコルディア・フィナンシャルグループ | 1.5 | 3.43 |
8 | 8331 | 千葉銀行 | 1.3 | 2.87 |
9 | 5831 | しずおかフィナンシャルグループ | 1.3 | 2.87 |
10 | 8369 | 京都銀行 | 1.2 | 2.06 |
全79銘柄 | 10銘柄で83.5% |
全て銀行業で配当利回りは2%~4%中盤が多いですね。
NEXT FUNDS 銀行(TOPIX-17)上場投信分配金
分配金年月 | 金額 |
2022年7月 | 4,060円 |
2021年7月 | 1,620円 |
2020年7月 | 8,880円 |
2019年7月 | 5,660円 |
2018年7月 | 3,230円 |
2017年7月 | 2,600 円 |
2016年7月 | 2,230 円 |
2015年7月 | 2,380 円 |
2014年7月 | 4,050 円 |
2013年7月 | 2,170 円 |
2012年7月 | 1,960 円 |
2011年7月 | 1,930 円 |
2010年7月 | 1,590 円 |
2009年7月 | 7,720 円 |
2008年7月 | 91円 |
累計 | 50,171円 |
上がったり下がったりはありますが、利回りはいい部類だと思います。
NEXT FUNDS 銀行(TOPIX-17)上場投信チャート
トレーディングビュー提供1631のチャートです。
このところは株価も回復傾向のようです。やはりコロナショックのあたりで買っておけば安心して保有できたのかなと思います。個人的には、これに全力投球というよりは金銭に余裕がある方は他のETFと組み合わせて使ったりもできるのではないかと思います。また、金銭に余裕のない方は他のセクターにも幅広く分散されているETF又は単元未満のミニ株を使って自分なりのポートフォリオを作るのもいいかもしれません。かいじゅうはミニ株はです。
比較的に銀行系ですので、変動が激しいように思います。