こんにちは、かいじゅうです。
今回は話題のグローバルX・USテックトップ20ETFについて調べてみました。
米国市場は『Sell in May』の格言通りに序盤は調子が上がりませんでしたが、中盤に来て上昇基調にあります。特にNASDAQ100指数の上昇はすさまじく「レバナス」勢もよみがえりつつあります。かいじゅうのだんなのお小遣いレバナス積立も昨夜プラ転しました。金利下降の期待もあるので、ハイテクに絞ったETFを調べてみました。
※投資にはリスクがあります。投資はご自身の判断でご自身のリスクに合わせて行うようにしてください。
グローバルX・USテックトップ20ETFとは
信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を「FactSet US Tech Top 20 Index」の変動率に一致させることを目的としたETFです。
FactSet US Tech Top 20 Indexとは?
これからも米国が牽引されると思われる「クラウド」、「eコマース」、「自動化(ロボティクス)」、「コンテンツ/プラットフォーム」、「半導体」の分野からそれぞれを代表する銘柄で構成されています。
●FactSet US Tech Top 20 Indexは、FactSet Research Systems Inc.が開発した米国を代表 するテクノロジー関連企業20社で構成される株式インデックスです。 ●主にNASDAQ市場に上場する時価総額上位300位かつ1日平均売買代金1億米ドル以上の銘柄* のうち、テクノロジー関連銘柄**を組入候補銘柄とします。組入候補銘柄の中からテクノロジー関 連の以下に挙げる5つの各テーマにおいて浮動株調整後時価総額上位3位に入る銘柄を選定しま す。次に、浮動株調整後時価総額に基づき4位以下の銘柄をランク付けし、20銘柄に達するまで テーマに関係なく上位の銘柄を選定します。 *中国もしくは香港に本社があるADRは除きます。 **テクノロジー関連銘柄とは、以下の産業に関連するビジネスを行う企業のことをいいます。 自動化(ロボティクス)、クラウド、コンテンツ/プラットフォーム、eコマース、半導体 ●各銘柄は浮動株調整後時価総額加重により構成比率が決定されます(ただし、1銘柄あたり最大 8%、各テーマの上限25%。)。 ●原則として毎年6月および12月の第二金曜日に指数構成銘柄および構成比率の見直しを行ないま す。 出典:グローバルX・USテックトップ20ETF交付目論見書
実際の銘柄を見ていきましょう。
グローバルX・USテックトップ20ETFの上位10銘柄
銘柄名 | 比率(%) | |
1 | エヌビディア | 12.4 |
2 | マイクロソフト | 9.96 |
3 | アマゾン | 9.49 |
4 | アップル | 9.49 |
5 | メタプラットフォーム | 8.97 |
6 | アルファベット | 8.89 |
7 | テスラ | 6.86 |
8 | インテュイット | 6.74 |
9 | インテュイティヴ・サージカル | 6.10 |
10 | ブロードコム | 5.72 |
合計 | 85.65 |
他の銘柄も割合はわかりませんでしたが見ていきましょう。
銘柄名 | |
1 | KLA |
2 | パロアルト・ネットワークス |
3 | アドビ |
4 | ネットフリックス |
5 | ペイパル |
6 | ファイサーブ |
7 | テキサス・インスツルメンツ |
8 | AMD |
9 | クアルコム |
10 | インテル |
何となく半導体よりですね。上昇下降の波は激しそうではあります。金利低下なら買い?
グローバルX・USテックトップ20ETFの基本情報(2023.5.18現在)
現在の株価 | 111,417円 |
設定日 | 2023/4/11 |
経費率 | 0.4125% |
証券コード | 2244 |
経費率は高めですね。NASDAQ100指数の投信とあまり変わりません。
グローバルX・USテックトップ20ETFの今後
2020年代はハイテクは低迷の可能性
トレーディングビュー提供のNASDAQ100指数のチャートです。
出典:バンガード社HP
2010年代はハイテク株を多く含むNASDAQ100指数がS&P500指数をアウトパフォームし、現状でかなり割高の状態と言われています。AIや今後の収益への期待が膨らんでいる状態なのか、収益が今後追いついてくるのかわかりません。バンガード社の予測では今後10年は横ばいが予測されていますので、これ以上の長期目線であれば利益を上げられる可能性はあります。
未来はわかりませんが、長期で見れば報われる可能性がりますね。
短期の不安
出典:トレーディングビューNASDAQ100指数とADL
指数が上昇しているのにも関わらずADL(騰落株線)が下降しているため、一部の銘柄が指数を支える上昇していることが伺えます。こんな時は上昇は長続きしないと言われています。しかし、状況によっては騰落株線も上昇することがあります。ちょうど、指数が上昇している時に騰落株線が下降していたのでのせてみました。
短期では一つのニュースで一変しますので気が抜けません。長期を心がけます。
[…] 過去にハイテクに大型株に特化したETFの記事も書いています。グローバルXUSテックトップ20ETF […]