こんにちはかいじゅうです。
今回は絶賛セール中のETF:TMFについての話です。
2023年8月はどういった相場になるのでしょうか?FRBによる金融引き締めも終盤に来ていることは確かですが、原油価格回復や賃金インフレの状態しだいでは、インフレの再燃の可能性はありえます。現状では9月の利上げについては可能性は捨てずに経済データ次第との姿勢は崩さずに慎重に事を進めていくようです。
利下げについても今年中はなさそうな予想ですので、債券価格の上昇は厳しいかもしれませんが、どこかのタイミングでの利上げの打ち止め→一定期間の金利の据え置き→利下げの順番に推移はしていくので、今後の状況次第では3倍レバレッジ債券ETF:TMFは、一気に価格上昇していく可能性はあります。現状は、金利が上がっていく段階ですので、債券価格はもちろん下落していますが、今後の利下げを見据え注目していきたいところです。
※投資にはリスクがあります。投資はご自身の判断でご自身のリスクに合わせて行うようにしてください。
Direxion デイリー 20年超米国債 ブル3倍 ETFとは
Direxion デイリー 20年超米国債 ブル3倍 ETF(DIREXION DAILY 20+ YEAR TREASURY BULL 3X SHARES)は、NYSE 20年プラス国債指数の300%のパフォーマンス(手数料および経費控除前)に連動する投資成果を目指している。
Direxion デイリー 20年超米国債 ブル3倍 ETFとはの今後
2023年は金利上昇で下落
2020年のコロナショック時に緊急利下げがありましたので、債券価格は急騰しています。その後、2022年年初から利上げが急ピッチで行われ現状では債券価格はかなり下がったことになります。もちろんこのチャートは3倍レバレッジのTMFですので、実際はもっと緩やかなカーブを描いています。
今後の利下げがあるので、現状はチャンスのようです。
金利と債券価格の相関→利下げの局面では強い。
20年債利回りと比較したかったのですが、期間が短い為10年債利回りを代用しています。やはり逆相関関係にあり、利下げが始まり、債券価格が上がる=金利が下がるは間違いなさそうです。
余裕がある方はレバレッジでなくともよいかも。
Direxion デイリー 20年超米国債 ブル3倍 ETFとはの基本情報(2023.7.31現在)
現在の株価(ドル) | 7.12 |
設定日 | 2009.4.16 |
経費率 | 0.90% |
最近5年の高値 | 46.00ドル(2020.7.1) |
52週高値(ドル) | 14.480(2020.8.2) |
52週安値(ドル) | 6.15(2022.10.24) |
年初来リターン | -5.27% |
5年リターン | -57.75% |
現状のところは、最安値付近で推移仕手います。このまま、金利の固定局面が長く続くとなると3倍レバレッジはどんどん不利になっていくことが考えられます。しかし、上昇局面が訪れれば一気に相殺してくれるような瞬発力はあるので宝くじ枠や資金に余裕のある方はそこそこ安値で仕込めるタイミングであるはずです。
かいじゅうも少しですが仕込みました。
今後は株式併合の可能性はあり
DirexionのレバレッジETFシリーズは、価格が1桁になると、株式併合の可能性があります。過去にCWEBやDPSTなどの株式併合を行いました。特に株式併合を行ったからと言って、端数は切り捨てで換金されてしまうことがおきるので気を付けたいところです。レバレッジ商品にはよくあることで、DPSTは地方銀行の破綻危機が去って、上昇したようにニュース次第でその後の上昇もあり得ます。
1株の価値が限りなく0に近くならないような措置ですね。
Direxion デイリー 20年超米国債 ブル3倍 ETFの今後
現状ですぐ爆益を生み出せるかと言えば、厳しいといえると思います。景気後退を迎えず、軟着陸が予想されていますがインフレの再燃もあり得ます。しかし、長い目で見れば株式、為替等よりも比較的予想はしやすいと言えます。
ニュースをみて納得できた方は、宝くじ枠の余裕資金で投資するのもありかと思います。
かいじゅうは少しずつ買い集めてます。