【狂気の４倍ブル投資信託】S&P500・4倍ブル型ファンドは危険か？

かいじゅう

こんにちは。かいじゅうです.

今回はSBI証券で買えるS＆P500の４倍レバ投資信託について調べてみました。

大人気で大暴落中のレバナスと同じく運用成績が芳しくないようです。

かいじゅう自身はレバレッジ投資信託の難しさを痛感しています。

しかもレバレッジ４倍は危険のイメージがあります。

基本情報について、SＰ500の他の投資信託と比較して見ていきます。

※投資にはリスクがあります。ご自身のリスク許容度に合わせて、ご自身の判断で投資を行うようにしてください。

※個別の銘柄を推奨するものではありません。

S&P500・4倍ブル型ファンド基本情報

純資産総額が設定から期間が短いこともあり大差をつけられていますね。

株価は下落傾向にありますので、純資産は中々伸びそうにありません。

やはり管理手数料はレバレッジがかかっている商品は高い傾向にありますね。

信託報酬＝運用期間中の基準価額×信託報酬率となるので、最初から1％以上マイナスからのスタートになるというのはきつい・・・相場次第ですが。

かいじゅう

驚いたのが2倍レバレッジよりも現在は人気があることです。

レバレッジ商品の低減リスクについて

前日との騰落率比較(手数料は無視)

1日単位であると4倍の値動きになります。

1日単位でみると元指数からほぼ4倍のプラスまたはマイナスになっていきます。

かいじゅう

次は基準日からの値動きを見てみましょう。

基準日との騰落率比較(手数料は無視)

このように株価が上下した場合は、同じ指数をもとにしていてもリターンに差が出てきます。レバレッジをかけると乱高下する相場には弱くなるため持っているだけで資産が目減りしてしまいます。

かいじゅう

しかし、4倍レバレッジの低減リスクはすごいですね・・・

4倍レバレッジへの投資をそう考えるか？？

かいじゅうは今の相場環境ではレバレッジ自体が相場環境に合わず、損をしてしまう可能性が高いと考えています。

4倍レバレッジだと、一日で元指数が20％の暴落をすると4倍レバレッジは約80％の暴落を食らってしまうことになります。極端な例ですので実際には考えずらいですが、仕組み上あり得ることです。運用会社の目論見書にも、中長期の投資には向いていないとしっかり書いてあるので、短い期間での利益を積み重ねる投資を主眼に置いている？？ということなのでしょうか？

ここまで、リスクをとる必要があるのか？人によるかもしれませんがもっと安全に資産を増やす方法がある気がしています。Ｔ＆Ｄアセットマネジメント株式会社は、この4倍ブルのほかにも、ベトナム、ブラジル及びインドの新興国株式の投資信託を得意としているようです。ダブルブル・ベアの商品も多数あり、王手の証券会社がやらない商品を出すことで差別化を図っている意図が見えます。因みにNASDAQ100のダブルブル・ベアも存在します。

個人的には4倍もレバレッジをかける必要がないと思いますので投資はしないですが、下落相場が終わって上昇相場になることが確実視されてくると、4倍レバレッジの威力が発揮される時が来ると思います。そういった意味では、タイミングが物を言う投資信託といえるかもしれません。投資信託は買うのに2日以上かかってしまうので、タイミング投資に向いていないのが悲しいところではあります。

上昇相場にものすごく強いということなので、相場の未来を正確に判断できる超上級者向け投資信託といったところでしょうか？

物珍しさから、少し調べてみましたが4倍レバレッジはかいじゅうには必要なさそうです。

SOXL(3倍レバレッジ)を所有していたこともありましたが、値動きが大きい分どうしても不安がありました。

皆様の意見はどうお考えでしょうか？

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