【2022年暴落間近!?】暴落時に買いたい銘柄3選 高配当・高レバレッジセクターETF・指数

かいじゅう
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こんにちは、かいじゅうです。今回は2022年暴落時に買いたい銘柄を考えてみました。

2022年米国のインフレは収まることがなく、高止まりを続けている状況です。この高インフレにより、FRBの金融引き締めは続いています。今回注目されるのは、10月13日に発表される消費者物価指数です。この、数値が高ければ更なる金利の上昇を誘発させ、大暴落とつながる可能性があります。

現状でも年初来で米国株式の各指数はそれぞれそれなりの下落をしているために現状で保有株にそれなりの含み損を抱えている方は多いと思います。かいじゅう自身もそれなりに含み損を抱えている状況です。

しかし、暴落時には有望な株式もリスク回避のために投げ売りされる傾向がある為、バーゲン価格で株式を購入できるチャンスとも言えます。今回は、これから起きる可能性のある暴落時に仕込みたい銘柄について考えてみました。

※今回の銘柄はあくまでかいじゅうの独自の見解です。様々な意見があると思いますが、至らない部分がところはご容赦ください。もし、おすすめ銘柄等教えていただけたら幸いです。

※投資にはリスクがあります。ご自身のリスク許容度にあわせて、ご自身の判断で行うようにしてください。

高配当ETF:VYM

VYMとは

バンガード・米国高配当株式ETF(Vanguard High Dividend Yield ETF)は、FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指す。FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスは、FTSEグローバル・エクイティ・インデックス・シリーズ(GEIS)の米国コンポーネントの派生インデックスであり、高い配当利回りの銘柄で構成されている。

上記にも記載されていますが、高配当系の株を集めたETFになります。株価がCPIショックで落ちてきたことで、配当利回りが上昇してきています。現在の利回りは年3.34%で高配当と言われながら少し物足りない感じもします。経費率は、0.06%と低水準で安心して投資ができ、銘柄の入れ替えも自動でしてくれて何といってもジョンソン&ジョンソンやエクソンモービルなどの比較的安定した銘柄を多くポートフォリオに組み込んでいるために長期保有が可能な商品です。

詳しいことは、過去に記事を書いていますので基本的な情報はこちらを確認してみてください↓

【高配当ETF】VYMバリュー株グロース株比率を検証!2022年バリュー株のターンは来るか?

VYMチャート

短期

VYM短期
トレーディングビュー提供:VYMの年初来チャート

年初来リターンが-12.58%なっていますが、S&P500に連動するVOOがおよそマイナス22%、NASDAQ100指数に連動するQQQがおよそ-30%ですので米国株の中では、良い方だともいます。

QQQとVOOも配当金は多少出ますが、さすがに3%までは出ません。今年に限っては、VYMの方がパフォーマンスは良い傾向にあります。

ここのところの株価を見てみると、年初は横ばいで来ていましたが、個々のところ下げてきている印象です。エクソンモービルなどの石油株が原油高が収まりつつあるために下落してきている影響を受けていることも要因の一つといえると思います。

かいじゅう
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やっと下落してきましたがまだ下がると思うので、買い出動はまだだと思います。

長期

VYM長期
トレーディングビュー提供:VYMの長期チャート

2016年頃からのチャートです。VYMは高配当ETFの中でも比較的長い期間運用が続けられている優秀なETFです。2006年に設定されて以降、リーマンショックやコロナショックを経験しましたが順調に株価と配当を伸ばし続けています。暴落時体制にも他の高配当ETFと比較すると強く、配当利回りが高くない分安定したETFだと言えます。

かいじゅう
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11年連続増配はすごいですね。今年も期待が持てます。

VYMの投資するメリット

VYMの特徴はインカムゲインを得ながら、キャピタルゲインも得られるということです。株価は長い期間右肩上がりを続けていますので、含み益になりやすくそれでいて配当金をゲットできるという数少ない優秀なETFです。配当金と株価の上昇にはある程度の相関関係にあります。利益の上積みにより、増配が発表されると利回りが上昇するために買いが殺到し、株価が押し上げられます。

トータルのパフォーマンスでは、VOOやQQQに負けている指摘もありますが、増配した上での配当というのは長く市場に居続けるためには大きな武器になります。景気後退局面では、高配当株は人気になる傾向があるので2022年いったん下落したとしても2023年以降も期待できると思います。

かいじゅう
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株かさらに下がり利回りが4%付近になるとチャンスですね。

3倍レバレッジセクターETF:SOXL

SOXLとは

Direxion デイリー 半導体株 ブル3倍 ETF(DIREXION DAILY SEMICONDUCTOR BULL 3X SHARES)は、PHLXセミコンダクター・セクター指数の300%のパフォーマンス(手数料および経費控除前)に連動する投資成果を目指している。

半導体関連の企業を集めて3倍のレバレッジをかけたETFです。ここのところ株価は低迷していて最高値で74.21ドルだった株価は現在10ドルを切っていて、SNSでもかなり騒がれていました。レバナスなど同様に人気ユーチューバーがこぞって、おすすめしていたこともあり大人気なETFとなっています。

【償還の危機??株式併合??】3倍レバレッジETF:SOXLは大丈夫!?1桁代へまっしぐら!

SOXLチャート

短期

SOXL短期
トレーディングビュー提供:SOXLの年初来チャート

年初来から見ると、-85.50%となっています。株価も10ドルを切ってしまい、株価がさらに下がれば償還はないにせよ株式分割はあり得る水準になってきました。また、半導体はコロナ禍での需要の先食いも懸念されており、各国で新製造所設立のニュースが多く出ていますが今後の収益については景気後退の影響もある為か懸念されています。

FRBによる金利上昇の影響もすさまじく、エヌビディアなどは株価を大きく落としているためにSOXLにはかなり痛手となっています。

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長期の展望を見ていきましょう。

長期

SOXL長期
トレーディングビュー提供:SOXLの長期チャート

長期のチャートをみると、半導体需要の増大を背景に株価を大きく伸ばしていたことがわかります。このチャートをみると同じレバレッジETFのCWEBと似ている気がします。

CWEBのチャートはこちら

もちろんCWEBは地合いが悪すぎるので比較対象にならないかもしれませんが、SOXL自体も金利上昇局面には強くないようなので、あとは半導体需要が続く同課によると思います。そこを考えていくとコロナ禍でPCの半導体の先食いはあったと思いますが、それ以外にも半導体を使うもの自体が大きく増えているために将来的には需要は高まっていくはずだと思います。

かいじゅう
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需要はありそうだけど、地合いはわるいかもしれませんね。

SOXLの投資するメリット

何といっても、SOXLの魅力はその爆発力にあります。設定来で約60倍になった瞬間があったのは有名な話です。現在は大きく株価を落としていますので、そこまでのパフォーマンスはありませんが、半導体は人間の活動に必要不可欠な製品であり今後も需要は爆発的に増えていく可能性があります。ただし、半導体に変わる新たな製品の登場や需要が爆発的に上昇し収益が増えても株価に反映されない場合は考えられます。株価は期待される収益を超えていくことで爆発的に上昇していくからです。

どちらにせよ、経費率は高く長期投資に向かない3倍レバレッジ商品であるため、少額で宝くじより当たりやすい一獲千金のチャンスと考えれば、生活防衛資金以外のワンチャン期待枠で株価が低迷していて上昇していく段階での短期投資は資産を増やすためには効果的もしれません。

かいじゅう
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不透明な部分がありますが、短期で考えれば利幅は小さいけど上昇はあるかもしれません。

指数:VTI

VTIとは

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF)は、グロースおよびバリュースタイルに分散した大型株、中型株および小型株へ投資対象とし、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(同インデックス)に連動した投資成果を目指す。同インデックスは米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーする。

上記のようにレバレッジで短期勝負もよいですが、堅実に指数を買い漁るのは最善の方法かもしれません。VTIはS&P500指数に連動するETF:VOOより多くの銘柄に分散投資ができるものとなっています。VOOが大型の銘柄なのに対して、VTIは経費率を抑えながら、大型株から小型株までの米国市場全体に1本のETFで投資を行える優秀な商品です。

かいじゅう
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安値で仕込めれば、配当利回りも高くなるので無難ですが一番の選択かもしれません。

VTIチャート

短期

VTI短期
トレーディングビュー提供:VTIの年初来チャート

VTIもS&P500指数と同じように年初来から金利上昇の影響を受けて、下落しています。7月末から上昇に転じたのですが、9月に発表されたCPIの数値が市場予想よりも悪かったのと8月パウエル氏のジャクソンホール会議での演説内容から、再度下落しています。市中金利は今後高止まりしていく傾向が高いので、株価は上昇しにくい傾向が続くかもしれません。それでも12月末にかけては中間選挙の影響で何らかの緩和策が発表され、上昇していくでしょう。

現在のところVOOは-約23%でVTIは-約25%となっています。中・小型株を含むVTIは今年は不利かもしれません。

かいじゅう
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短期で見れば同じように下落しています。長期を見ていきます。

長期

VTI長期
トレーディングビュー提供:VTIの長期チャート

長期のチャートをみてもはっきり今年の下落が大きく見えるようになってきました。今後高インフレが続けば、高インフレ→金利上昇→株価下落のサイクルがまた来るかもしれませんので10月13日は注目したいともいます。11月にならないとFOMCはありませんのでそこまでに株価は織り込むはずですので、11月のFOMCでの金利上昇幅が予想通りであれば、そこあたりで底を打って上昇というシナリオになる気がしています。

かいじゅう
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一番無理のない投資かもしれません。

VTIに投資をするメリット

これ一本で米国市場全体に低い経費率で投資を行うことができるという点は非常に優れています。今年の下落に限っては、中・小型株を含むVTIの方がVOOより多少下がりそうなのでコスパの面でこちらを選びました。どちらでもそこまでの違いは長期的に見れば薄れていくと思います。また、配当利回りも1.75%あり少しですがインカムゲインも得ることができることやそこまで利確のタイミングを気にする必要がないことなど良さはたくさんあります。デメリットがあるとすれば、非常に多くの人が市場平均に参加することとなったためにボラティティが高くなってしまうことがあるそうです。

どちらにせよ市場平均を超えるパフォーマンスを出すことは難しいので、上記の2つよりは確実性はあると思います。

かいじゅう
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一番無難でよい投資かもしれません。

まとめ

それぞれ魅力的な対象ですが、それぞれリスクがあり大きさも違います。暴落時に仕込むことができればよっぽど運が悪くなければ、ある程度の利益を得ることはできる可能性が高くなります。これらのETFのほかにも、高配当であれば下落で値下がりしやすいSPYD、高レバレッジETFであれば景気後退にも耐性があるLABU、指数であればVTなどがあります。

米国の市場は中間選挙を控えており、11月から年末にかけて株価が回復するのではないかと予想する有識者もいることから、もし暴落がおきた場合は失敗したとしても余剰資金があれば経験を得るために市場に参加することが後々よいのではないかと思います。

やはり気になるVIX

VIXチャート
トレーディングビュー提供:VIX(恐怖指数)のチャート

株価が下落傾向にある為にVIXが上昇してきました。今後の状況次第ですが40~50あたりまで上がることがあれば、株価が反転しやすいということらしいのでそこまで待っていようと思っています。かいじゅうの場合は、そこまで大きな金額があるわけではないので下落時にちまちま投資を行っていこうと思います。

かいじゅう
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なお、円安ですのでドルを持っている方のみのお話です。

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