こんにちは、かいじゅうです。今回はかいじゅうも投資しているETF:CWEBの記事です。
今回は2021年からの下落で大損をしている2倍レバレッジETFのCWEBについて、記事にしていきます。株式併合後、急騰と急落を繰り返しているため結果的には大幅な下落や上昇には至っていません。今後の中国株はどうなっていくのか全く分かりません。かいじゅう自身も2021年の8月頃に急落したことでチャンスと考えて投資を行いました。現状は宝くじ状態でビットコインよりも投機的な対象です。
※投資にはリスクがあります。投資はご自身の判断でご自身のリスクに合わせて行うようにしてください。
Direxion デイリー CSI中国インターネット指数株 ブル 2倍 ETFとは
Direxion デイリー CSI中国 インターネット指数株 ブル2倍 ETF(DIREXION DAILY CSI CHINA INTERNET INDEX BULL 2X SHARES)は、CSIオーバーシーズ・チャイナ・インターネット指数の200%のパフォーマンス(手数料および経費控除前)に連動する投資成果を目指している
S&P500(SPY)とKWEBの比較
最近のS&P500(SPY)の成績が悪すぎて、KWEB(CWEBレバレッジなし)の成績がよく見えてしまいます。決してKWEBの成績が良いわけではなく、KWEBの年初来リターンは-18.03%(SPY-16.02%)であり、団栗の背比べ状態です。
中国株も米国株同様にあまり地合いは良くない。
KWEB(レバレッジなし)との比較
これを見るとレバレッジ特有の上がる場面で強く下がる場面で弱い特徴が垣間見えるチャートです。この鵜ような状況の時は、レバレッジをかけることはあまり推奨されません。やはり、中国株に対するイメージが払拭できないとレバレッジの出番はないと思います。
下落と上昇の繰り返しで、レバレッジには不利な状況です。
CWEB Direxion デイリー CSI中国インターネット指数株 ブル 2倍 ETFの基本情報
現在の株価(ドル) | 59.97 |
設定日 | 2016年11月2日 |
経費率 | 0.95% |
52週高値(ドル) | 352.700 |
52週安値(ドル) | 35.500 |
年初来リターン | -52.20% |
5年リターン | -31.61% |
ボラテリティが高すぎるのが問題です。明るいニュースがあまりありません。
CWEB Direxion デイリー CSI中国インターネット指数株 ブル 2倍 ETFのチャート
CWEBのチャート
2021年の4月あたりからコロナからの早期回復で株価が急上昇しましたが、その後再度コロナ感染拡大と当局の規制拡大で株価が下落しています。チャートで買見れば、買い場と見ることもできます。
どこかで雰囲気が一変するはずです。(と信じています。)
CWEB Direxion デイリー CSI中国インターネット指数株 ブル 2倍 ETFの上位銘柄
銘柄名 | 比率(%) | |
1 | アリババ・グループ・ホールディングス | 9.63 |
2 | テンセント | 9.10 |
3 | メイトゥアン | 7.82 |
4 | JDドットコム | 7.41 |
5 | ネットイース | 5.86 |
6 | JDヘルスインターナショナル | 4.99 |
7 | Full Truck Alliance Group | 4.41 |
8 | トリップドットコムグループ | 4.12 |
9 | バイドゥ | 4.01 |
10 | ピンドゥドゥオ | 4.00 |
中国の大型企業が大多数を占めています。アリババやテンセントは以前は10%以上を占めていましたが、現在は10%を切っています。上位10銘柄(43銘柄中)で61.35%を占めているので10社の依存率は高くこの10社に株価が左右されることになります。やはり上位2社とチャートは相関関係があり、命運を握るのはここにある上位銘柄ではないかと思います。
地力はあるので状況次第で伸びる可能性はありそうです。
2倍レバレッジとの相性は??
基本的には、CWEBは下落幅が大きくなったため償還の危機がありました。それであれば逆も考えられる気がしています。夢を追うならば、投機的な宝くじ枠としてレバレッジをかけるのもありなのかもしれません。
個人的には下落を大幅に受けているためおすすめはできないですが、いいニュースひとつで大幅高があり得る銘柄ですので少量持っておくのはありかもしれません。
レバなしインデックス積立が基本ですね。レバレッジは投資のスパイスに!!
CWEBの今後
現状では投機対象扱いではあります。逆に良いニュースがあまりないので買い場といえるかもしれません。CWEBの話題や当サイトのCWEB関連アクセスもかなり減少してきましたので、騒ぎがおさまって誰の眼に触れることのなくなった時はチャンスの可能性はあります。当局の規制やアメリカとの関係性を見ると中国株安も一服した気がしますが、今後もしアメリカ株の急落が来れば間違いなくCWEBも下落しますので注意は必要かもしれません。そこが買い場の可能性はありますが・・・
かいじゅうは欲を出さずにインデックスを買っていくことにします。
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