かいじゅう
こんにちは、かいじゅうです。
今回は日本株高配当ETF:1494について調べてみました。
米国市場はAIへの期待から、ハイテクの大型株に資金が集中しています。これからの金利の低下を期待しての動きでもあると思いますが、FRBは今後も利上げの可能性はありその後金利を高止まりさせる方針のようです。経済指標が力強いこともあり、緩やかな景気後退が現実味を帯びてきていますが、今後の指標次第で一気に景気後退となる可能性もあります。
そんな中日本株は、これより円高になる可能性が高いものの短期的には好調要因が重なっているため絶好調です。今回も日本株の高配当系ETFを調べてみました。
※投資にはリスクがあります。投資はご自身の判断でご自身のリスクに合わせて行うようにしてください。
※計算が普通に間違っていることがあります。
1494 One ETF 高配当日本株とは
この投資信託は、S&P/JPX 配当貴族指数の動きに連動する投資成果をめざして運用を行います。 出典:アセットマネジメントone HP
S&P/JPX 配当貴族指数とは
S&P/JPX配当貴族指数とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス、株式会社日本取引所グループおよび株式会社JPX総研が公表する株価指数です。 東証株価指数(TOPIX)の構成銘柄のうち10年以上毎年増配しているか、安定した配当を維持している40~50銘柄を対象とし、配当利回り加重平均 を用いて2006年7月31日を基準値100として計算されています。出典:アセットマネジメントone HP
かいじゅう
10年以上の増配銘柄と安定した配当を維持している銘柄を選別しているようです。
1494 One ETF 高配当日本株の基本情報(2023.5.31現在)
現在の株価 | 22,735円 |
設定日 | 2017年5月22日 |
経費率 | 0.308% |
年初来高値 | 22,748円(2023.5.31) |
年初来安値 | 20,380円(2023.1.10) |
基準価額 | 22748円(2023.5.31) |
直近分配金 | 382円(2023.4.10) |
分配金利回り | 3.19% |
年初来騰落率(分配金再投資後) | 11.56% |
設定来リターン(分配金再投資後) | 51.64% |
かいじゅう
利回りはまあまあですね。設定来は他のETFに劣りますがどうでしょう。
1494 One ETF 高配当日本株の上位組み入れ銘柄(2023.5.24)
ティッカー | 銘柄名 | 比率(%) | 配当金利回り(%)※ | |
1 | 5901 | 東洋製罐グループHD | 4.36 | 4.21 |
2 | 1911 | 住友林業 | 3.41 | 3.97 |
3 | 8098 | 稲畑産業 | 3.17 | 3.99 |
4 | 4202 | ダイセル | 2.88 | 3.21 |
5 | 1951 | エクシオグループ | 2.81 | 3.84 |
6 | 4042 | 東ソー | 2.70 | 4.98 |
7 | 1719 | 安藤・間 | 2.68 | 3.96 |
8 | 4208 | UBE | 2.65 | 4.21 |
9 | 3107 | ダイワボウHD | 2.62 | 2.40 |
10 | 9832 | オートバックスセブン | 2.62 | 4.05 |
全49銘柄 | 10銘柄で29.9% |
かいじゅう
上位は利回り4%程度が多くかいじゅうの好みが多いです。他のETFとあまりかぶりがないのもいいかも。
1494 One ETF 高配当日本株分配金
分配金年月 | 金額 |
2023.4 | 382 |
2022.10 | 344 |
2022.4 | 342 |
2021.10 | 311 |
2021.4 | 360 |
2020.10 | 281 |
2020.4 | 360 |
2019.10 | 258 |
2019.4 | 279 |
2018.10 | 213 |
2018.4 | 212 |
2017.10 | 182 |
累計 | 3,450円 |
かいじゅう
2021年あたりからは増配傾向にあり、減配はありません。
1494 One ETF 高配当日本株セクター比率(2023)
セクター | 比率(%) |
建設業 | 22.0 |
銀行業 | 16.9 |
化学 | 14.1 |
卸売業 | 8.4 |
その他の金融 | 5.5 |
ガラス・土石製品 | 4.6 |
金属製品 | 4.4 |
保険業 | 3.6 |
輸送用機器 | 2.5 |
陸運業 | 2.3 |
その他 | 15.8 |
かいじゅう
1494 One ETF 高配当日本株チャート
やはり動き的にはあまり変わらないですね。銘柄選定が良くて上昇しているというよりは全体的に上昇ということでしょう。TOPIXに連動する1306のリターンにこの期間では負けています。個人的には他にない銘柄を選定しているのは良いと思いました。増配銘柄もカバーしているのは良いと思いますが、個人的には長期間の増配銘柄であれば個別で買っても良いのかと思います。
かいじゅう
かいじゅうは好きな部類ですね。