【米国レバなしセクターETF】GDX:ヴァンエック・金鉱株ETF リッセション時は金又は金鉱株だ!! 景気後退で金に注目!!

金イメージ

かいじゅう
かいじゅう

こんにちは!かいじゅうです!こんきあ

10月CPIの発表で予想を下回り、インフレがピークアウトしたのではないかという予測から株価が爆上がりしました。かいじゅうは過去にはCWEBなどのレバレッジ商品にも手を出して、今の大きな含み損のまま保有中ですがこれにコリて最近は堅実な投資対象の中で銘柄選びを進めています。

しかし、かいじゅうさんちにはレバレッジ商品にしか興味のない旦那くんがいますので、レバナスの積み立てで大きな含み損を出しているにもかかわらず、無限にナンピン(お小遣い内)しております。さらにこの期に及んで、半導体指数3倍レバレッジETFでCPIギャンブルを打っています。今のところうまく行っているようですが、かいじゅうは大きな落とし穴があるのではないかと思っています。

SOXLの記事はこちら

かいじゅう自身はレバレッジなしのETFに興味がわいてきたので、今後の上昇が期待できる金鉱株ETF:GDXについて調べてみようと思います。

過去の3倍レバレッジETF一覧ページはこちら

※投資にはリスクがあります。投資はご自身の判断でご自身のリスクに合わせて行うようにしてください。

GDX:ヴァンエック・金鉱株ETFとは

ヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETF(VanEck Vectors Gold Miners ETF)はNYSE Arca産金株指数(NYSE Arca Gold Miners Index(GDM))に連動する投資成果を追求する投資信託。

金鉱株の今後

金鉱株とは

金鉱株とは、株式の中で金の採掘や精錬の事業を行っている企業のものです。金自体も日々の取引で値動きがあり、投資の対象となっています。金鉱株は、金関連の事業を行っているために、金の値動きと非常に似た値動きをすることでも知られています。最近は景気後退が囁かれ始まているので金に関する話題もチラホラ出てきていますが、同時に金鉱株にも注目が集まっています。

以下は金ETFと金鉱株ETFの値動きを重ねたチャートになります。

GLD、GDXの比較チャート
トレーディングビュー提供:GDXとGLDの比較チャート

完全に同じではないものの上下は似たような動きが見られます。GDXの特徴としては、金のETFであるGLDより、ボラティリティが高いことがあげられます。もし、上昇すると見定めたのならば、GDXはより良いパフォーマンスをあげられる可能性はあります。

かいじゅう
かいじゅう

長期で見たときにはGLDの方が良いかもしれません。

S&P500(大型株)と比較

長期のチャート

SPY、GLD、GDXとの比較チャート
トレーディングビュー提供:GDX、GLD、SPYの比較チャート

米国大型株との比較です。GLDはSPYと遜色ないパフォーマンスを出しています。GDXは上記でGLDと相関関係にあると説明しましたが、ボラティティが高く長期ではマイナス圏です。素直にGLDでもかいじゅうは良いと思います。

かいじゅう
かいじゅう

念のため短期のチャートも見てみましょう。

短期のチャート

SPY、GLD、GDXとの比較チャート
トレーディングビュー提供:GDX、GLD、SPYの比較チャート

短期で見るとGDXはボラティリティが高く、パフォーマンスが良くなる瞬間もあります。短期投資であればGDXもありかもしれませんが、利確タイミングは難しいかもしれません。短期→長期の切り替えができない点もよくない点ではあります。

かいじゅう
かいじゅう

金や金鉱株が上昇すると思う理由を話していきます。

金はドルインデックスが逆相関の関係にある

DXYとGLDの比較チャート
トレーディングビュー提供:GLD、DXYの比較チャート

現在はFRBの金融引き締めにより、米国の金利が上昇しています。金利が低いところから高いところにお金が流れる傾向にあるので、各通貨に対するドル高の状況にあり、ドルが強い状況にあります。

このチャートをみていただければわかると思うのですが、金はドルインデックスと概ね逆相関の状態にあると考えられます。これより時期はわかりませんが金利上昇幅の縮小→金利を高水準に保つ→金利を下降させるという流れになると予想されていますので、現状もドルが下がりつつありますが更に低い水準になる可能性が高いと思います。今後のことを考えると2023年は、金や金鉱株には投資妙味はあると考えています。

GDX:ヴァンエック・金鉱株ETFの基本情報(2022.11.13現在)

現在の株価(ドル)28.30
設定日2006.5.16
経費率0.51%
52週高値(ドル)41.6050(2022.4.18)
52週安値(ドル)21.52(2022.9.26)
年初来リターン-11.65%
5年リターン5.56%
配当利回り1.89%
GDX:ヴァンエック・金鉱株ETFの基本情報

GLDは配当などは出さずにキャピタルのみで勝負するETFですが、GDXは多少ですが配当が出ることが違いとなっています。配当に関してはメリット・デメリットがあるので良し悪しはないと思います。経費率は株のETFとしては少し高めの水準となっています。

かいじゅう
かいじゅう

11月のFOMC後に急騰していますので、今後も期待感は持てます。

GDX:ヴァンエック・金鉱株ETFの上位構成銘柄

銘柄名比率(%)
ニューモント12.89
バリック・ゴールド10.27
フランコ・ネバダ9.09
アグニコ・イーグル・マインズ7.69
ウィートン・プレシャス・メタルズ5.67
ニュークレスト・マイニング4.28
ゴールド・フィールズ3.82
ノーザンスター・リソーシズ3.54
ロイヤル・ゴールド3.39
10ズージ・マイニング2.98
GDX:ヴァンエック・金鉱株ETFの上位銘柄

北米の企業が7割を占めています。やはり、金の採掘や精錬を行っている企業がほとんどのようです。

GLDと比べて、レバレッジがかかっているわけではないですがリスクが高い値動きをしています。金の価格次第では急騰も考えられるため、長期投資向けではなく短期投資向けの商品だと言えます。

かいじゅうはもし金を買うのであれば、よりリスクが少ないGLDやGLDMを優先し、短期向けにGDXを買っていくのもありかと思いますが、GDXを無理くり買う必要もないのかなと考えました。

かいじゅう
かいじゅう

初心者には難しいETFかもしれません。

ひとこと社会心理学『沈黙の螺旋』

『沈黙の螺旋』とは2つのグループがあり、意見が割れていて優勢側と劣勢側があったとします。優勢側に属しているグループの人たちは自分たちの意見が優勢だと気が付くとより勢いづき雄弁になり、劣勢側となった側に属するグループの人たちは、自分たちの意見が劣勢だと気が付いてしまうと孤立を避け、劣勢とされた意見を言わなくなってしまいます。そのことににより、より優勢側の意見はより有利な状況となり、劣勢側はより不利な状況に立たされるというものです。

メディアなどでの世論調査の結果は、必ず選挙や住民投票の前に調査結果が出ると思いますが、この調査で優劣がついてしまうと結果がさらに極端なものになってしまうようです。そもそも、人間は社会性を持った生き物であり、古代より集落を形成し、その中に所属することで現状の世界を築いてきました。我々の古代より紡がれた遺伝子や習慣は、気が付かないうちにしみついてしまっているのかもしれません。

このことを念頭に置き、投資においては自分自身の状況のみで判断を行いたいものです。人気ランキングや売上高が高い商品が自分に合うものではないからです。このようなランキングの中には、このような商品を上位に表示して良いのかと考えてしまう商品も中には存在します。気を付けて、自分自身で判断を下せるように勉強を継続していきたいものですね。

かいじゅう
かいじゅう

かいじゅう自身はランキング上位を買っています(笑)

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