こんにちは、かいじゅうです。
4月CPIが予想を上回ってしまったことで、各指数が下落に転じています。
インフレが高進したことで、下落相場がまだまだ続きそうです。
下落相場の中での投資先について考えてみました。
※投資にはリスクがあり、元本を保守するものではありません。ご自身のリスク許容度に合わせてご自身の判断でお願いします。
4月CPI(消費者物価指数)予想を上回ったことで再び下落相場
5月11日21時30分に4月CPIが発表になりました。予想8.1%に対して、結果予想を上回る8.3%でした。予想に反して、CPIが上昇したことにプレマーケットの段階ですが、3指数揃って下落に転じています。
このことにより、FRBはよりタカ派の姿勢をとる可能性が高くなります。そうなてくると、75ベーシスポイントの利上げ話も出てきそうです。
今回の金融引き締めは、景気が良くなってバブルを防ぐために行っているものではなく、コロナショックによりFRBが行った量的緩和によりインフレが行き過ぎてしまったため、そのインフレを抑えるために金利を上昇させています。
グロース株中心のNASDAQ100指数は下落幅を拡大しています。年初来-24.91%(5月10日現在)となっていて、さらに下げそうな雰囲気になってきました。
さらに、日本からの投資ですと円安もかなり進んでしまい、よりアメリカ株への投資が厳しくなっています。
そんな状況の中、どの投資先に投資を行うか迷っている方も多いのではないでしょうか?かいじゅうが投資を考えている銘柄について、考えてみました。
VYM
トレーディングビュー提供のVYMのチャートになります。以下のチャートはすべてトレーディングビュー提供になります。
5月11日は下落となりそう(106ドル付近)ですが、年初来リターンは、マイナスとなっていますが-4.05%と15%以上下落しているS&P500やNASDAQ100よりも、パフォーマンスが良いです。
高配当ETFのため、分配金も安定していて11年連続の増配もしています。今年は増配はもしかしたら厳しいかもしれませんが、下落相場に強いことを証明しています。
本来なら、高配当ETFは金利上昇局面で弱いはずですが、上記のように景気が良くて利上げをしているわけではなく、インフレを抑えるために利上げをしているので、インデックスが下落している中脚光を浴びる形となりました。
同じ高配当ETFのHDVやSPYDも資金が流入しており、比較的好調を維持しています。SPYDは株価の上昇と減配などで3%台に配当利回りが落ちてきてしまっているので、微妙かもしれません。
VYMも配当利回りが少し落ちてきてしまっていて、現在2.9%となっています。株価が下がって3%台であれば、買っていきたいと思っています。
高配当日本株金
かいじゅうも少額投資を行っている日本高配当株ですが、3指数が大きな下落となっている中セクターにもよりますが以外に値下がりをしていません。
かいじゅうの投資状況はこちら↓
伊藤忠商事などは、サハリンのニュースの関係で少し株価が調整しているので、少額ですが買い増そうと思っています。
他にもセクターによっては、下落局面にある高配当株があるので物色していきたいと思います。
その先の投資先
ここからはもう少し長期を見ての銘柄選択になります。現在は下落しているけど、インデックスは長期的に見れば必ず上がってくると思いますので、積極的に投資を行っていきたいと思います。
QQQ、レバナス
年初来から現在約25%の下落ですが、今後の世界には必要な企業が詰め込まれているため、最終的には上がってくると思います。短期的に見れば、金利上昇の影響で下落することは間違いないですが、10年15年と先を見たときの投資先としてはかなり良いのではないかと思います。かいじゅうはレバナスに少し入れておこうかと思います。
VT(全世界株式)
こちらもいろいろな理由で下落をしています。年初来で-16.54%の下落となっています。分散が効きすぎているため、あのアップルでさえ3.54%の比率しかありません。ここまで分散する必要はない気がしますが、世界の成長を考えるとこちらも長期的には、上昇してくると思われます。QQQやレバナスよりも分散が効いている分安心感がありそうなので、石油関連株を利確したのち買っていきます。
以外と利回りが2%と高くなってきたので、そちらにもかいじゅうは注目しています。ただ、今年に限っては減配する可能性もありますので、来年再来年と戻ってくることを期待しての投資となります。
まとめ
かいじゅうが今考えている投資先について書いてみました。皆様はどうお考えでしょうか??
他にリセッションとなれば、金(GLDM)も上昇しますし、逆張りで行けばビットコインなんかも大幅に下落の可能性もありますよね。
タイミングが難しいのでインデックスとなってます。今後の市場はどうなるのでしょうか。楽しみです。