こんにちは、かいじゅうです。今回は2021年投資を行った日本株の高配当銘柄後半の5名銘柄です。
日本株式は米国市場の影響を受けやすいとされています。FRBで量的緩和政策の段階的縮小が決まり、利上げやQTの実施が話し合われています。1月初旬にFRBの議事録が開示され、タカ派的な発言も多かったことから、ナスダック総合指数は下落傾向にあります。日本株式については、どのような経過をたどるか気になるところですね。
かいじゅうは、業績は好調だが特に理由もなく下落傾向にある高配当株や今後業績の改善が見込めそうなものに、投資を行っています。前の記事にも触れましたが、日本株に投資する理由は、米国株よりも引かれる税金が少ないことにあります。株価については、前回の記事を書いた時から、多少変動がありましたので、最新の株価で記入していきます。
前回の記事はこちら
センチュリー21(8898)
不動産仲介のフランチャイズを生業とする会社で、フランチャイズ加盟店からの加盟料やサービスフィが主な収入源となっています。コロナ前の株価の水準は、1,300円付近でコロナ後1,000円付近まで下落し、現在も1,000円の付近で推移しています。配当利回りは、現在の株価で約4.4%と高配当株投資としては、心地よい値ではないでしょうか?配当金額は、年間で45円か50円となっている。ここのところ1,000円を割るような期間もありましたが、企業業績の回復が期待されているようで、1,000円台を回復してきています。多少含み損が出ている銘柄になります。今後、長期にわたり株価が低迷し、含み損が拡大することがあれば、2022年の終わりごろに損切りの対象になる可能性もあります。
購入時単価 1,047円
現在値 1,017円
数量 22株
評価損益 -660円(-2.86%)
場合によっては損切も考えていますが、配当もあるので悩みます。
日本駐車場開発(2353)
こちらの会社は、那須ハイランドパークやなすりんどう湖などのテーマパーク、商業施設等の月極駐車場やスキー場を運営している業態になります。こちらも含み損が出ている銘柄になりますが、業績は良くなってきているため、コロナ後は期待を持てる可能性があるため、ホールドしていきたいと思います。配当金は1株当たり5円で毎年7月に支払われていて、配当利回りは現在の株価で、税引き前で3.7%となっています。まあまあですね。今後の増配に期待したい銘柄です。
購入時単価 147円
現在値 135円
数量 100株
評価損益 -1,200円(-8.16%)
コロナ後は期待が持てる気がしています。配当があるので同じく我慢ですね。
レンゴー(3941)
段ボールや紙製品、樹脂系包装材を作っている会社になります。インフレによる懸念から、業績不振に陥る可能性があったため、株価が一時急落し比較的大きい含み損となっていましたが、紙系の会社は商品に価格転嫁がしやすいようで商品の値上げが発表され、株価が小反発しました。現在は多少の含み益となっています。配当利回りは、2.7%。配当金は3月と9月に12円ずつで、年間24円の配当を出しています。
購入時単価 866円
現在値 883円
数量 30株
評価損益 +510円(+1.96%)
段ボール需要はまだまだ続きそうなので、素早く価格転嫁できるかが重要。
電源開発(9513)
電源開発は、電力会社です。石炭や水力を中心に電力を供給しています。石炭火力発電において故障が多発した影響で稼働率が下がり減収。海外の大型案件の受注で多少復調をしているようです。コロナ前の株価水準は、1株当たり2,500円であったが、ここ最近は1,400台にあります。配当利回りは、税引き前で約5%で1株あたり75円の配当金を払っています。
購入時単価 1,455円
現在値 1,477円
数量 12株
評価損益 +264円(+1.51%)
脱原発で火力発電も需要はありそうですが、脱炭素社会に移行するため発電方式の変換も必要かも。
JFEホールディングス(5411)
主に鉄鋼製品を手掛ける会社です。11月ごろに下落し1株当たり1,500円を切っている時期もありましたが、現在は企業業績の回復から、1,600円台を回復してきました。配当利回りは、7.6%と高水準です。高すぎて気になるくらいですね。配当は、1株当たり125円を予定しています。株価が下落していた時は配当利回りが10%に迫る勢いでした。黒字転換の見通しが立ったため、今後の配当金に注目していきたいと思います。
購入時単価 1,500円
現在値 1,626円
数量 10株
評価損益 +1,260円(+8.4%)
ここは先読みが難しいしボラティリティも高いので株価が高くなれば手放すかもしれません。
まとめ
以上がかいじゅうが購入した2021年高配当株10銘柄になります。いかがだったでしょうか?全体的に含み益が出ていますが、11月ごろは、かなりの含み損となってしまいヒヤヒヤしていました。高配当株投資は、上がったり下がったりで一喜一憂してしまいがちですが、配当金という心の安定剤がありますので、キャピタル狙いのグロース株投資などよりは、比較的安心感があります。
また、条件はありますが、米国株式には適用できない配当控除があり、税金も節約できる可能性があります。
米国株と比べると投資妙味がないといわれる日本株ですが、日本株にもメリットはあります。何より、日本に住んでいるため日本の会社については、業績が読みやすいのも一つのメリットかなと考えています。
今回購入した株式については、急激に上がったり下がったり、また、ほかの株式を買った際は記事で報告していきます。
S株単位で少額でコツコツ投資できるのは魅力ですね。