こんにちは、かいじゅうです。
今回は日本株高配当ETF:1651について調べてみました。
株式市場は2022年の下落がウソのように急上昇中です。ここ数か月の上昇は、すさまじいものでかいじゅうも一気に含み損が含み益に変わってきました。2022年中は米国株が下落し、比較して日本株高配当銘柄は堅調っでありましたが、ここに来て日本株も暴騰してきました。2021年10月~11月あたりに日本株を仕込めた方は、かなりの上昇幅をとれたのではないでしょうか??絶好調がどこまで続くかわかりませんが、個人的には利確を進めて、ジュニアNISAの枠を埋めていこうと思っています。話がそれましたが、日本高配当ETFもかなり上昇し、中身の変化もありそうなので、調べなおしていきます。
※投資にはリスクがあります。投資はご自身の判断でご自身のリスクに合わせて行うようにしてください。
※計算が普通に間違っていることがあります。
iFreeETF TOPIX高配当40指数(1651)とは
信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を 「TOPIX高配当40指数」の変動率に一致させることを目的 として、「TOPIX高配当40指数」に採用されている銘柄 (採用予定を含みます。)の株式に投資します。 出典:iFreeETF TOPIX高配当40指数(1651)交付目論見書
「TOPIX高配当40指数」とは
TOPIX高配当40指数は、TOPIX100の算出対象を母集団とし、配当利回りに着目し、直近 の実績配当利回りが相対的に高い40銘柄により構成されている時価総額加重平均型(5% キャップ)の指数です。 出典:iFreeETF TOPIX高配当40指数(1651)交付目論見書
TOPIXから配当利回りを重視して絞り込むようです。
指数の銘柄入れ替え
原則として、毎年6月最終営業日に指数構成銘柄および構成比率の見直しを行ないます。 出典:iFreeETF TOPIX高配当40指数(1651)交付目論見書
毎年6月に銘柄の入れ替えもしてくれます。
iFreeETF TOPIX高配当40指数(1651)の基本情報(2023.6.15現在)
現在の株価 | 1536.5円 |
設定日 | 2017年9月25日 |
経費率 | 0.209% |
年初来高値 | 1,541円(2023.6.15) |
年初来安値 | 1,255円(2023.1.4) |
基準価額 | 152,821円(2023.6.14) |
直近分配金 | 1,380円(2023.5.10) |
分配金利回り | 2.11% |
年初来騰落率(分配金再投資後) | 21.78% |
設定来リターン(分配金再投資後) | 74.08% |
S&P500指数の年初来が14.87%ですので、かなり優秀な成績といえるでしょう。米国も日本株もここまでかなりの上昇をしてきているので、一時的に調整の可能性はあると言われていますが、今のところは堅調に推移しています。
経費率は他のETFと比べても安いですね。組み入れ上位10位を見ていきます。
iFreeETF TOPIX高配当40指数(1651)の上位組み入れ銘柄(2023..)
銘柄名 | 比率(%) | 2022.5月の銘柄 | 比率(%) | |
1 | 三井住友FG | 5.4 | NTT | 5.3 |
2 | 三菱UFJ | 5.3 | TOYOTA | 5.3 |
3 | 武田薬品 | 5.2 | 三菱商事 | 5.2 |
4 | 三菱商事 | 4.8 | 三菱UFJ | 4.8 |
5 | NTT | 4.8 | KDDI | 4.7 |
6 | 任天堂 | 4.6 | 本田技研 | 4.4 |
7 | 三井物産 | 4.4 | 伊藤忠商事 | 4.3 |
8 | 本田技研 | 4.3 | 三井住友FG | 4.3 |
9 | TOYOTA | 4.1 | 武田薬品 | 4.2 |
10 | 伊藤忠商事 | 4.1 | 三井物産 | 4.0 |
銘柄 | 10銘柄で47.0% | 10銘柄で46.6% |
銀行系や武田薬品は去年から上昇しているため、上位に来ています。
iFreeETF TOPIX高配当40指数(1651)分配金
分配金年月 | 金額 |
2023.5 | 1,380円 |
2023.2 | 250円 |
2022.11 | 1,360円 |
2022.8 | 240円 |
2022.5 | 1,610円 |
2022.2 | 170円 |
2021.11 | 1,560円 |
2021.8 | 170円 |
2021.5 | 1,450円 |
2021.2 | 150円 |
2020.11 | 1,530円 |
2020.8 | 130円 |
他11回 | 9,250 |
累計 | 19,250円 |
分配金は比較的安定していると思います。
iFreeETF TOPIX高配当40指数(1651)セクター比率(2023.5.31)
現在のセクター(2023.5.31) | 比率(%) | 過去のセクター(2022.5) | 比率(%) |
卸売業 | 17.8 | 卸売業 | 17.9 |
銀行業 | 16.8 | 銀行業 | 14.7 |
情報・通信 | 12.0 | 情報・通信 | 13.8 |
輸送用機器 | 9.5 | 輸送用機器 | 10.6 |
保険業 | 8.2 | 保険業 | 8.4 |
医薬品 | 5.2 | 医薬品 | 4.2 |
その他の製品 | 4.6 | その他の製品 | 3.8 |
食料品 | 3.9 | 食料良品 | 3.2 |
電気機器 | 3.7 | その他の金融商品 | 3.1 |
その他 | 16.8 | その他 | 17.8 |
若干の変動はありますが、大きく変わっていはいません。
iFreeETF TOPIX高配当40指数(1651)チャート・今後について
あくまで予想ですが、現状で過熱感があることが否めないことから、夏にかけて調整が入るのではないかと思います。長期的に見れば、累進配当など有料銘柄がずらり並んでいる印象ですので長期保有もありでしょう。ただ、現状で投資を行っていくにはかなりの勇気がいると思います。現状は日本株にも米国株にも悪いニュースがあまりないだけでなく、気持ちの変化か暴落の危険性を伝えているニュースが暴落あおりと捉えられている印象です。悪いニュースが一旦入ると止まらなくなるので、様子をみるのもいいかもしれません。
ここから入るのは厳しい印象です。