こんにちは、かいじゅうです。今回は各レバナスのパフォーマンス比較記事です。
最近の米国市場は止まらないインフレにより、再度下落しています。9月末の金利上昇幅によっては更なる下落があるのではないかと言われています。たくさんのユーチューバーやインフレエンサ―達が2022年9月末~2023年の間に大暴落=買い場が来るのではないかと予想しています。過去の暴落時とチャートが似ていることや状況が酷似していることなどが理由のようですが、実際に暴落が来ることは誰にもわかりません。
そんな状況の中、大人気投資信託のレバナスも絶賛下落中で円安ドル高の恩恵を受けることのできない為替ヘッジ有の投資信託のため、下落幅は中々のものになっています。早いもので2022年7月28日にauレバナスが設定されてから1か月以上が立ちました。
今回は、設定されてから短期間の運用実績である為、意味があるかはわかりませんが参考程度にauレバナス・大和レバナス・楽天レバナスのauレバナスの設定された日からのパフォーマンスを計算してみました。
各レバナスの基本情報は過去に記事にしていますのでこちらをご覧ください。
楽天レバナスやauレバナスは限られた証券会社でしか買うことができませんが、大和レバナスは老舗証券会社の松井証券でも購入することが可能です。老舗ならではのノウハウと見やすく使いやすいツールを導入するなどあたらいことへの挑戦も怠りません。口座をお持ちでない方はこちらから開設可能です↓
※投資にはリスクがあります。投資はご自身の判断でご自身のリスクに合わせて行うようにしてください。
なお、iFreeレバレッジ NASDAQ100=大和レバナス、楽天レバレッジNASDAQ-100=楽天レバナス
auAMレバレッジ NASDAQ100=auレバナスとして説明しています。
最近のレバナス
年初来のチャートになります。NASDAQ100指数は、年初来で-27.65%となっています。そのNASDAQ100指数の日時の値動きの2倍に連動するETFであるQLDは、ほぼレバナスと同じ値動きをしますので参考にさせてもらいます。
QLDは-52.05%となっており、NASDAQ100指数のほぼ倍の下落幅となっています。今後もFRBによる金利引き上げにより、ハイテクセクターによっているNASDAQ100指数はさらに下落をしていく可能性があります。
まず目指していくのは、6月の最安値である11000ポイント付近ですが、それを下に貫通すると更なる下落の呼び水となる可能性があります。9月20日~21日のFOMCで1パーセントの利上げが発表されると、11000ポイントを切る可能性はあると思います。
参考までに下に大和レバナスと楽天レバナスの年初来パフォーマンスを記載しておきます。
銘柄名 | 年末基準価額 | 現在の基準価額(2022.9.16) | 年初来 |
大和レバナス | 42,484円 | 20,377円 | -52.03% |
楽天レバナス | 10,140円 | 4,822円 | -52.445% |
本家のETFよりも、為替ヘッジの手数料があるためか、やはり下落率は高くなっています。大和レバナスはQLDと比較してもわずかですが、楽天レバナスは0.4%程下落率が高くなっています。
やはり楽天か大和で行ったら、大和の方が現状は良さそうです。
レバナス3種パフォーマンス比較
銘柄名 | 2022年7月28日の基準価額 | 現在の基準価額(2022.9.16) | この期間の成績 |
大和レバナス | 23,204円 | 20,377円 | -12.18% |
楽天レバナス | 5,507円 | 4,822円 | -12.43% |
auレバナス | 10,000円 | 8,600円 | -14% |
現状では、見た目のコストが一番高い大和レバナスが一番良いパフォーマンスをあげています。これは、あまり予想できませんでした。auレバナスは運用開始して、まだ1か月ちょっとですので運用がうまく行くまでに時間がかかるのかもしれませんし、これまで運用を続けてきた商品と比べること自体が無理があるのかもしれません。
まだ、結果はわかりませんので参考程度にご覧ください。
まとめ
レバナスは大人気となっていますが、レバレッジ特有のボックス相場が続いた場合の減価リスクや長期投資を行うと手数料が高い為、リターンが目減りしてしまうなどのリスクがありますが、それに有り余る夢を持った商品といえるかもしれません。これだけリスクが高いと言われているのに人気が高いのはその夢があるからだと思います。
確かにレバレッジをかけている分、上昇した時の一撃は手数料や減価リスクのそれを凌駕できそうなパフォーマンスを産んできた過去があります。NASDAQは魅力的な商品かもしれませんがそれなりの夢だけを見るのではなく、リスクも見据えた投資を行いたいものですね。
これからも基準価額を定期的にチェックしていきます。
レバナスのパフォーマンスについて、2023年1月に更新しました。記事はこちら
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