こんにちは、かいじゅうです。
今回は昨年11月からの楽天レバナスと大和レバナスの運用実績の比較です。
8月10日に7月のCPI(消費者物価指数)が発表されました。結果は予想8.7%に対して8.5%に留まったために、米国市場は暴騰しました。元々6月よりはCPIは減速する見通しでしたが、予想より低い数値を出したことによりさらに上昇しています。
今後の見通しとしては、FRBが目標とする2%よりはだいぶ高い数値となっているためにある程度の金利の上昇は続くと考えられますが、今回ピークアウトしたと考えるならば、中間選挙に向けて株価の見通しは明るいものになるかもしれません。
しかし、10月に暴落予想をする声や中間選挙後の下落も見据えている人もいることから、気が抜けない状況は続きそうです。短期的に見れば、NASDAQ100指数は大きく反発したことでNASDAQ100指数に2倍のレバレッジをかけた大人気の投資信託である通称:レバナスは、13日に大きく上昇するはずです。
今回は3種類のレバナス中で楽天レバナスと大和レバナスについて、運用実績を比較していきます。
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※投資にはリスクがあります。投資はご自身の判断でご自身のリスクに合わせて行うようにしてください。
レバナス【QLD】のチャート
米国ETFでNASDAQ100指数の日時の値動きの2倍に連動するQLDのチャートを参考に掲載しています。見てもわかる通り、インフレの鈍化から金利上昇懸念の後退により、直近では上昇しています。14000ポイント付近を目指して上昇中です。14000ポイント付近か前回高値の14800ポイントで、どのようなニュースがでてくるか、どのような状況になっているかで今後の展開が変わると思います。
暴落前の騙し上げの声もありますね。
楽天レバナスVS大和レバナス運用実績の比較
銘柄 | 楽天レバナス | 大和レバナス |
基準価額(2021.11.22) | 10,000円 | 41,747円 |
基準価額(2022.8.10) | 5,860円 | 24,687円 |
騰落率 | -41.4% | -40.86% |
楽天レバナスが設定された2021年11月17日からの運用実績を比べてみました。見かけのコストは楽天レバナスの方が大和レバナス0.99%に対して0.77%と低いですが、大和レバナスの方がパフォーマンスが良い結果となっています。
楽天、大和、au各レバナスの詳細情報についてはこちら
楽天証券のHPでは楽天レバナスの決算10月15日と記載があるのでそのあたりで運用報告書が発行され明らかになると思われますが、このままでいけば見かけのコストが高い大和レバナスの方が良いという結果になりそうです。
大和レバナスの決算日も10月18日ですので、そのあたりで運用報告書を確認してから、どちらかに絞るのもありかと思います。
現状は大和レバナスの勝利です。
auレバナスについて
2022年7月28日に第3のレバナスとして、auレバナスが設定されました。楽天レバナスが出たときのように1年間待たないと実質的なコストはわかりませんが、見かけのコストは0.4334%となっています。
この差がどのようになるかわかりませんが、現状ではauレバナスはauカブコム証券のみで購入することが可能ですので、ほとんどの方は購入されていないと思います。今後、他の証券会社に設定されたり、実質コストがわかればどの投資信託を選択したらよいかはっきりしてきそうです。
私はこのくらいの差であれば、安いのにこしたことはないけど、どれでもOKだと思います。