こんにちは。かいじゅうです。今回は日本高配当株のKDDIについて書いてみました。
株価は絶好調わかりやすい右肩上がりのチャートをしています。
KDDIが絶好調の理由や今後についてみていこうと思います。
まず、基本的な情報から見ていきましょう。
かいじゅうは2021年10月頃から日本高配当株に投資を行っています。
かいじゅうが投資を行っている銘柄は下の記事を参照してください。↓
※投資にはリスクがあります。ご自身のリスク許容度に合わせて、ご自身の判断で投資を行うようにしてください。
※個別の銘柄を推奨するものではありません。
KDDI(9433)基本情報【6月2日(木)15時更新】
銘柄コード | 9433 |
株価 | 4,513円 |
1株配当(年) | 125円 |
PER | 14.45倍 |
PBR | 2.00倍 |
セクター | 通信業 |
配当利回り | 2.97% |
年初来リターン | +34.23% |
配当も増配され、株価も絶好調です。なんと、年初来で30%以上も上昇しています。
他の通信王手が下落する中、堅調に推移しています。
株価の上昇により、配当利回りはかなり落ちてきてしまっています。
少し上がりすぎな気もしますが、順調に推移してくれています。
KDDIチャートから、株価が上昇した理由
1月上旬から急激に上昇してきました。それからというもの4か月間右肩上がりの状況が続いています。かなりの高値圏だお思われるかもしれませんがこれだけ業績が安定していて、増配を続けている企業は珍しくなりつつあるため、貴重な存在といえるかもしれません。
次は株価が上昇したきかっけを探っていきます。
株価が上昇した理由①業績の安定
2020 | 2021 | 2022 | |
営業利益(単位:億円) | 1025 | 1,037 | 1,060 |
経常利益(単位:億円) | 1020 | 1038 | 1064 |
当期利益(単位:百万円) | 695,401 | 706,605 | 732,540 |
財務は健全で利益を着実に上積みしてきている印象。安定はしているため、爆発的に増えることはしないと予想できます。
株価が上昇した理由②連続増配企業であること
2018 | 90円 |
2019 | 105円 |
2020 | 115円 |
2021 | 120円 |
2022 | 125円 |
驚くことに20期連続の増配となります。通信会社の業態は比較的利益を積み重ねやすいため、今後も期待が持てます。今後も増配を予定しており2023年は135円を予定しています。
5円の増配でも10年で50円ですから、連続増配のすごさがわかりますね。
株価が上昇した理由③ライバルたちの改悪
楽天モバイルの改悪も原因の一つか
最近は通信業では競合各社から新たな通信プランが発表されるなど、競争が激しくなっています。その中で楽天モバイルは楽天の業績が良くないため、0円プランが廃止されるなどモバイルプランだけでなく他の部門の改悪も目立ってきています。ある程度予想されていた方もいたと思います。かいじゅうの私見になりますがKDDIの株価上昇は楽天の業績悪化も1つの要因と思っています。
ライバルたちとチャート比べてみた
ソフトバンク(9434、橙線)はKDDI(9433、青})と同じような業種であり、ソフトバンクはワイモバイル、KDDIはUQモバイルという安価な料金設定を強みとするキャリアを傘下に持つ点で似通っています。楽天(4755、黄線)は楽天モバイルを傘下に持ちますがモバイル部門は切り離されていないため、比較対象としては微妙ですがライバル会社という点で入れてみました。
楽天は全体の業績が芳しくないため、株価を落としていますね。繰り返されている改悪の原因となっています。
ソフトバンクはコンセンサスを超えることはできませんでしたが、まぁまぁの決算でした。保有しているアリババ株が下落したことが話題になりました。
この中ではやはりKDDIのチャートが力強く感じます。
楽天の改悪の影響は大きいかもしれません。かいじゅうはJCOM派です。
業績が落ちる可能性は?
業績が落ちる可能性は十分に考えられます。一度は総理大臣自らの携帯料金についての言及も影響があったかわかりませんが、楽天の参入などの影響で2021年2Qの業績開示があまりよくありませんでした。上のチャートの↔あたりが下落傾向にありました。
やはり業績が良くないと配当金を安定して増配することができず、増配を期待して買っていた株主は手放す→株価が下がるなどということが起こる可能性はあります。
現在の状況では、KDDIは他社に比べて強いのでしばらくは安心できそうですが、競合他社の参入や他社の画期的な新プランの提示などがあると他の個別株と同じく株価下落につながります。
しばらくの間はKDDIが強そうです。新プランの導入=改悪の状態です。
かいじゅうの投資状況あること
投資した時期(KDDIチャートから)
かいじゅうは指さしマークのあたりで少額を購入しています。
1月までは株価も芳しくなかったため、少し後悔していましたが今となってはもっと買っておけばよかったと思います。ここまでキレイに上昇してくれるとお宝ポジションだったと思ってしまいますが、10月末の時点では収益の進捗が良くなかったため、株価が下落していました。結果的には少額でも買ってよかったと思っています。
次はかいじゅうの投資額の詳細を見ていきます。
投資状況表
現在の株価(6/1終値) | 4,513円 |
取得単価 | 3,396円 |
株数 | 7株 |
評価損益 | +7,819円(+32.89%) |
投資を行った11月は10月末時点での収益の見通しが良くなかっため、下落していました。
もちろん見通しが良くないため、かいじゅうも多くの金額を振り分けることができませんでした。
高配当株でリターンを最大化するには、思い切った投資が必要だといえるかもしれません。
かいじゅう自身は、よく考えて投資を行った結果ですのでこれはこれでよかったと思います。
収益が必ずしも改善するとは限らないためです。
かいじゅうは時期を見て投資するのは苦手なので、やはり米国インデックスでしょうか。