かいじゅう
こんにちは、かいじゅうです。
今回は日本株高配当ETF:1698について調べてみました。
先週はNビディアの暴騰があり、株式市場はかなりの上昇を見せています。さらに28日の日曜日には、債務上限問題が解決したようで、週明け休場日を挟んで火曜日は期待が膨らみますね。アメリカ株の上昇に合わせて、日本株もそれなりに上がってくれる局面かと思いますので、さらに高配当系のETFを調べてみました。
※投資にはリスクがあります。投資はご自身の判断でご自身のリスクに合わせて行うようにしてください。
※計算が普通に間違っていることがあります。
上場インデックスファンド日本高配当とは
東証配当フォーカス100指数の 変動率に一致させることをめざして、東証配当フォーカス100指数に採用されている株式お よび上場不動産投資信託証券に投資を行ないます。出典:日興アセットマネジメントHPから
東証配当フォーカス100指数とは
東証配当フォーカス100指数は、時価総額および予想配当利回りに着目して選定された100銘柄(株式90銘柄、REIT10銘柄)を対象とする指数です。出典:日興アセットマネジメントHPから
かいじゅう
REITが10%入っているのは特徴的ですね。
上場インデックスファンド日本高配当(東証配当フォーカス100)の基本情報(2023.5.26現在)
現在の株価 | 2,306円 |
設定日 | 2010年5月14日 |
決算月 | 1、4、7、10月 |
経費率 | 0.308% |
年初来高値 | 2,335円(2023.5.23) |
年初来安値 | 1,991.5円(2023.1.5) |
基準価額 | 231,179円(2023.5.25) |
直近分配金 | 1口当たり19.20円(2023.4.10) |
分配金利回り | 3.44% |
年初来騰落率(分配金再投資後) | 15.54% |
設置来リターン(分配金再投資後) | 215.81% |
かいじゅう
利回りや手数料はまずまずでしょうか?中身を見ていきましょう!
上場インデックスファンド日本高配当(東証配当フォーカス100)の上位組み入れ銘柄(2023.4.28)
ティッカー | 銘柄名 | 比率(%) | 配当金利回り(%)※ | |
1 | 2914 | JT | 7.39 | 6.12 |
2 | 7751 | キャノン | 6.90 | 3.46 |
3 | 5108 | ブリジストン | 6.71 | 3.06 |
4 | 8306 | 三菱UFJフィナンシャルグループ | 3.97 | 3.53 |
5 | 2503 | キリンホールディングス | 3.88 | 3.27 |
6 | 8316 | 三井住友フィナンシャルグループ | 2.93 | 4.35 |
7 | 4502 | 武田薬品 | 2.89 | 3.98 |
8 | 1605 | INPEX | 2.78 | 4.10 |
9 | 9433 | KDDI | 2.47 | 3.15 |
10 | 8058 | 三菱商事 | 2.41 | 3.14 |
株式は全銘柄90銘柄(95.82%)リートは1.7% | 10銘柄で42.33% |
かいじゅう
リートは意外と少なめでした。分配金もみていきます。
上場インデックスファンド日本高配当(東証配当フォーカス100)の分配金
分配金年月 | 金額(円) |
2023年4月 | 19.20 |
2023年1月 | 22.40 |
2022年10月 | 19.40 |
2022年7月 | 18.30 |
2022年4月 | 19.60 |
2022年1月 | 16.50 |
2021年10月 | 13.30 |
2021年4月 | 13.00 |
2021年1月 | 13.30 |
2020年10月 | 9.90 |
2020年7月 | 12.30 |
2020年4月 | 14.50 |
2020年1月 | 14.80 |
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多少上がったり下がったりはありますが、増配傾向です。
上場インデックスファンド日本高配当(東証配当フォーカス100)の上位10セクター比率(2023.4.28)
セクター | 比率(%) |
食料品 | 11.74 |
電気機器 | 10.79 |
銀行業 | 9.80 |
卸売業 | 9.74 |
ゴム製品 | 8.20 |
輸送用機器 | 5.35 |
情報・通信業 | 4.35 |
機械 | 3.74 |
保険業 | 3.54 |
化学 | 3.33 |
計 | 70.58 |
かいじゅう
100銘柄もあるので程よく分散されている気がします。
上場インデックスファンド日本高配当(東証配当フォーカス100)のチャート
かいじゅう
長年のボックス相場もついにブレイクしましたね
1698の強み
他の高配当系ETFとの違いはリートを含んでいるところでしょう。しかし、その比率は意外と小さく1.7%となっているため、影響はあまりないと思います。景気敏感セクターもそれなりの比率がある為に、景気が悪ければ結局同じように落ちてしまいそうな気がします。現在、金利低下を睨んでの米国市場の上昇と日本株自体のバフェット効果による上昇のダブル効果で勢いがありますが来年以降長期投資を考えたときに高値掴みになる可能性も否定できないと言えます。しかし、このETFは設定来で見ると株価と分配金は右肩上がりの傾向にあり、手数料も高くないことから、高配当ETFとしては優秀といえると思います。